出題者 | カテゴリ | 作成日 |
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アフィリエイト広告&EC運営 担当 | 2014-08-01 09:24:37 |
問題 | ヒント | 回答数 |
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■中小企業がamazonに対抗して生き残る方法
あなたがネットやリアル店舗の商売をしているとして、amazonの低価格合戦に対抗するとしたら、どのような施策を行いますか? その施策を行う理由も含めてお答えください。 |
施策は、短期的でも、長期的でも、一つでも複数でも、また具体的でも抽象的でも構いません。思いつくものを自由にお答え下さい。 | 6 |
メンバーの回答一覧 お疲れ様でした!
※講師コメント詳細は冊子に掲載されています。
なるほど 票数 |
回答 | 講師コメント |
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1 | yukkoAmazonを利用するユーザーを想定すると欲しいものが決まっている、価格で判断するという方が多いのではないかと思います。ですので自社でネット販売をするならば、物を買わせることをメインとしてしまうと、Amazonとバッティングしますので自社店舗のファンになってくれるようなコンテンツや企画などに力をいれていき、会社会社・サイトのファンになってもらう施策を行いたいです。私が運営するサイトはウエスト100cm以上の衣類を取り扱うメンズ服の通販サイトです。体の大きい方は着る服がなくて困っているのはもちろん、日々の生活の中でレギュラーサイズの方には理解できないお悩みやお困りごとをたくさん抱えています。そういったお悩みを解消できるような情報提供をはじめ、ユーザーのお悩みに対する答えを常に配信していけるサービス提供をおこない、生活のサポートをしていける存在になることで、Amazonのような物の価値や価格以外で自分のサイトへ足を運んでいただけると思います。 | 銀 (あびるやすみつ) yukkoさん、ありがとうございます。 自社店舗のファンになってくれるようなコンテンツや企画などに力をいれるという事ですね。 方向性としてはとてもいいと思います。 例えば、yukkoさんの会社からの情報で、良い商品を知ってくれたお客様がいらっしゃったとします。 その商品がAmazonでもっと安く売っている可能性はありますでしょうか。 ポイントは二つあります。 1. ファンになってもらう施策とは具体的にどのような事でしょうか? 2. その施策は、Amazonが行っている「関連商品の提案」や「閲覧履歴からのメール配信」といった自動機能にも勝てそうでしょうか? 3. 「どうせ買うならあなたから買う」とお客様に思っていただいた(ファンになってもらった)として、Amazonとの値差が、送料を含んでいくらくらいまでならお客様に納得していただけるでしょうか? どれもケースバイケースなので簡単に答えは出せませんが、この機会に掘り下げて考えてみると、進むべき道が見つかるかもしれません。 |
1 | kamino自社オリジナル商品の開発、販売を行う
会員制度をつくる 会員になるメリットやサービスを充実させる ポイント提携できるサイトをつくる リアルイベントを定期的に開催する |
金 (あびるやすみつ) kaminoさん、ありがとうございます。 メーカーになる、会員ポイント制、リアルイベントの開催ですね。 シンプルでいて的を射た素晴らしい答えだと思います。 メーカーになってしまえば、最悪Amazonに出品する事で共存もできますね。 会員ポイント制というのも、楽天ポイントに固執するユーザーが多い事から納得できます。 楽天がAmazonに勝っているのは楽天ポイントくらいじゃないかと個人的には思っているほどです。 ただ、ポイント提携できるサイトをつくるというのは、中小企業にはハードルが高そうですね。 いっそTポイントなどの既に存在しているポイントサービスに乗ってしまう方がいいのかもしれませんね。 ※個人的にはポイントサービスが嫌いなので、買う理由にはしないようにしてますけどね。 |
0 | DMG価格競争せずに、好かれる店舗作りを目指します。
・お客様との関係を作る ⇒ソーシャルメディアや、メールマガジンを用いての情報発信や挨拶を行いながら 店の中の人の「顔」や「声」が見えるようなコミュニケーションを構築。 ・梱包や対応を丁寧に ⇒リピート客をつくる施策としての取り組みです。 Amazonではやらないことを敢えてやる。 ・狭くて深い商品ラインナップ ⇒これもAmazonの逆です。何でもある、ではなくてこの商品やカテゴリに関しては あの店が一番だ!と思われる商品を並べます。 Amazonは早くて、何でも揃う。 その逆を目指したいと考えます。1人1人のお客様に対して真摯に丁寧に。 また、ここで買いたいと思ってもらえる対応等を取り組みたいです。 |
なし (あびるやすみつ) DMGさん、ありがとうございます。 お客様とのコミュニケーション、対応を丁寧に、カテゴリの掘り下げですね。 店の中の人の「顔」が見えるようなサービス作りは確かにAmazonの逆張りですし、中小ECの王道ですね。 Amazonの思想(顧客調査結果?)は「お客様はできるだけ中の人が介在しない事を望んでいる」ということで、それをポリシーにサービス作りをしていると読んだことがあります。 これをここまで徹底されると、もはや他社は逆張りするしかないというのが現実なのかもしれません。 Amazonではやらない梱包や対応を丁寧に、ですが、Amazonは梱包や対応も丁寧だと思うんですけどね? 現場は過酷な労働環境と言われるほどです。 超顧客重視主義の会社なので、このあたりは絶対に手を抜いていないと思ってもらった方がいいと思います。 カテゴリの掘り下げですが、これもAmazonは半端ないです。 多くのカテゴリでそこらの中小専門店より商品数が多くなっています。 サードパーティとしていろんな中小専門店が出品していますので当然ですね。 |
0 | chichichi・嗜好品の飲食料品(コーヒー豆など)
・実店舗なしのwebサイトのみ として考えました。 1.特有の魅力をアピール A1.ブログ、コンテンツの充実、 内容や見せ方を「広めたくなる」ように意識。 なるべく、コンテンツに直接注目・リンクが集まるように 楽しく読めてわかりやすい、ためになるものを目指す。 A2.商品詳細ページ等の作りこみで丁寧に商品を解説、 また、選びにくい商品の選び方もサポートするものも用意する。 (アマゾンだと、商品がありすぎて、 思うような物を見つけるのが困難な面はあると思います。) 2.販売する商品を、メジャーなもので固めるよりは、多少外して、 「これは(いい物だけど)あまり他で扱っていないな。」という商品にする。 (探される商品名でかつ競合が少ない =4.のねらい目キーワードにもなりそうです。) 4.ねらい目キーワードで検索上位を目指す →なるべく、人気ワードよりロングテールでねらい目を探して対策。 5.高品質なコンテンツ作りを目指したいけれど、簡単ではないので、 選びやすくテーマ性のあるセット商品を作ったり、 お客様参加型の企画を考えるなども、 読み物やブログ作りと併せて行う。 「安いまでいかないけど、何となくお得・良い店」と思ってもらうように…。 6.他店の通販、アマゾンを時々チェックして、他店の取り組み方を知っておく。 |
注目 (あびるやすみつ) chichichiさん、ありがとうございます。 通販コーヒー豆という設定を作っていただいたことで分かりやすくなりましたね。 ブログ戦略、商品ページの見せ方、セット商品の開発、ですね。 ブログを書く時間の捻出も、アクセスを増やすための書き方の勉強も結構大変なのですが、今現在売れていないのならそうも言ってられないというのが現実でしょうか。 ブログを勉強しまくってアルファブロガーになれば、アフィリエイトにピボットした方が儲けやすい場合も出てくるかもしれませんね。 ※アフィリエイトの方が雇用や仕入リスクもありませんし、会計も超簡単になりますから管理費が断然浮きます Amazonの商品ページの見せ方に問題がある個所を見出しているようですが、何しろあちらは注文数と資金力が違いますから、それが解決されるのは時間の問題だと思った方がいいのではないかと思います。 掘り出し物やロングテール狙いは、それこそ商品数とレビューが多いAmazonが得意とする分野ではないかなと思います。 私自身、買う予定だった商品とは別の「知る人ぞ知る」的なモノをレビューにつられて買ってしまった事が多々あります。 そしてそういう商品って外れないんですよね。 買い手としては便利ですが、ライバル視すると恐ろしい会社です。 セット商品の開発というのは注目に値します。 今のところAmazonはセット売りという仕組みが新しく商品登録するくらいしかありませんからね。 将来、出品者やアフィリエイターがセット商品を作れるようになったりする可能性はあるかもしれませんね。 |
0 | 丸田方針としては、amazonの弱いところを突く施策を考えておこないます。
私が考えるamazonの弱点 →欲しいものがあるが、選び方がわからない人に向けた情報がない。 実用上は、価格comなど、商品比較サイトと兼用するケースがほとんどだと考えられるが、 そこに載ってない商品についての情報を探すのは簡単ではなさそうなので、そこを狙います。 →対応が機械的・画一的で、買い物することの楽しさを感じられない。 安く買えた、便利になった、という喜びはありますが、 買い物を楽しいものにしようという姿勢が感じられないので、そこを狙います。 →店舗がないので、商品を実際に手にとったり試すことができない。 施策 ・その道の専門家としての情報を提供する →製品の選び方ガイド、専門家としてのおすすめ商品など。 とくに情緒的に選ぶ品物については、専門家としての知見が有効に働くと考えます。 ・買い物を楽しくする工夫をする →各種のキャンペーンや、サイト内での仕掛け。 ・リアル店舗と連動する →ネットで見て、来店予約するなど。 ・扱う商材を高級品にシフトする →高い品物は買うまでに時間をかけて検討する傾向が高いので、情報提供することのメリットが大きくなる。 以上です。 |
銅 (あびるやすみつ) 丸田さん、ありがとうございます。 問題点を出して、その施策を考えていく流れが素晴らしいです。 製品の選び方提供、買い物を楽しくする、リアル店舗展開、高級品にシフトですね。 yukkoさんへの回答でも挙げたのですが、丸田さんの会社からの情報で、良い商品を知ってくれたお客様がいらっしゃったとします。 その商品がAmazonでもっと安く売っている可能性はあるのなら、商品比較サイトとやっていることは似てしまうのかもしれません。 追及していくと、製品の選び方提供はアフィリエイター側に近い仕事なのかもしれませんね。 丸田さん自身が「安く買えた、便利になった、という喜びはあります」とおっしゃっている通り、Amazonは(調査結果だと思いますが)それこそが顧客の望むことであると考えているので、そこを追及しているのですね。 買い物を楽しいものにしようという姿勢が感じられないという事ですが、個人的にはレビュワーのアイコンや肩書を出したり、レビュワー個人に焦点を当てていくと面白くなっていくと思ってます。 ってAmazonにアドバイスしてもしょうがないですねw リアル店舗と連動に関してですが、世の中の流れ的にはショールーミングといいまして、現物を見てネットで買うという方向になってきていると思います。 また、「ネットで見て来店予約」に関しても首都圏以外はかなり難しいでしょうね。 私の会社でも最近リアル店舗を始めましたので、後ほど講師の回答で様子をお知らせしたいと思います。 扱う商材を高級品にシフトするという事ですが、高級品こそ価格比較対象になってしまうのではないかなと思います。 買うものを決めるまでは時間をかけるのかもしれませんが、決まったら価格比較・・・そして楽天やAmazonに・・・ (って完全に私がやるパターンなのですがw) |
0 | gabber1090以下の様な事業を展開していると想定します。
・オシャレ系雑貨店(文具/生活雑貨中心、一部書籍もあり) ・実店舗あり ・自社ウェブサイトあり ・ウェブ担当者1名 Amazonに対抗して、というのとは違うかもしれませんが、 「正面切って戦わない」という戦略を取ります。 例えば、自社サイトでは担当者が顔を出し、信頼感を出しつつ 商品についてのうんちくや日々の雑記などをブログにて発信し、 担当者は1名なので、できるだけSNSなどへの自動投稿/拡散から ブログへ収束させ、ブログ記事単体には必ず商品への導線を張ること をルールに運用します。 サイトへの再訪をブログの情報発信で補い、少しでも 「なんかこのサイトは雰囲気があるなぁ」とか「このサイトを 知ってる/使ってる自分っておしゃれ」など「ユーザーの心情に 訴えかけること」を重視した運営としたいと思います。 とはいえ、新規のお客様は自然検索が多いと思いますので、 商品ページなどで、ストーリーなど商品の背景やそれに伴う スペック面をまず魅せることで購入を促します。 Amazonへも店舗を出し、商品詳細からAmazonでも購入可能な リンクを張り、商品価格のみではなくストーリーを知ったうえで Amazon店へ移動されるように促します。 (最終的な購入場所の判断をユーザーにゆだねることになるので、 短期的に売上などのマイナス面もあると思いますが、無理な囲い込み はしたくない) Amazonに直接来訪された方については損切り(と言っていいのか判りませんが) をして、深追いはしない=Amazonとは戦わない事を運営のキモと したいです。 |
銀 (あびるやすみつ) gabber1090さん、ありがとうございます。 具体的な設定をしていただいたので分かりやすくなりました。 「ウェブ担当者1名」という設定がリアルでいいですね。 Amazonと共存する、ブログの情報発信ですね。 Amazonへも店舗を出すという回答がついに出ました。 (出ないと思ってましたw) ある意味、これが現実なのかもしれません。 詳しくは講師の回答にて解説させていただきますね。 |