社長は、アクセス数などもさほど気にせず、月に100件の問い合わせが欲しいようです。
またサイトを見て、自分の好みも押し付けてきます。「サイトのトップのデザインを替えておいて。二、三日でできないかな?」その作業が本当に必要かどうか吟味する時間はありません。
2つの理由があります。
『ああ、孤独』と同じような理由ですが、やはりウェブ制作をやったことがある人が圧倒的に少ないためと、ウェブで一攫千金という話が世の中で横行していることが大きいでしょう。
さらに、パソコンのことは難しいので、お前に任せたという考える人も少なくありません。実際は、ウェブサイト≠パソコンで、ウェブサイト=マーケティングなので、社長が一番考えるべきなのですが。。
詳しくはこちらも見て頂くと、この誤解のからくりが、より深くわかるでしょう。
→できるウェブ担当者の学習法
「そもそも安月給なのに、数千万円の社運が自分だけにかかっているってどういうこと!?」と怒りたいところですが、この話がわかる人であれば、そもそもこんな話にはならないはずです。
対策としては、
という3つが考えられます。
しかし、最初2つの正攻法が通じるかどうかは、説明のうまさ次第。失敗すれば、さらなる誤解を招くかも知れません。
それであれば、さほどインパクトが強い箇所でなければ、さっさと社長の言うことを聞いて、サイトを直してしまった方が得策かも知れません。
実際、その方がうまくいくプロジェクトも多いです。失敗から学ぶことで、ウェブに対するみんなの理解は深くなっていきます。
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