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河野 武
ソーシャル担当 2013-09-01 00:30:29
 問題   ヒント   回答数 
■従業員によるソーシャルメディアでのトラブルはどうすれば防げる?
このところコンビニの冷蔵庫に入ったり、ハンバーガー屋やピザ屋で食材を使ってふざけた写真をアルバイト店員がアップしていることがニュースにも取り上げられています。
とくに飲食業や小売業など接客を必要とするサービス業界ではアルバイトスタッフの雇用割合も高く、また人数も多いため、こうしたトラブルが目立ちますが、逆にいうとサービス業だから起きているわけではないこともまた事実です。
みなさんの働く会社でも似たようなトラブルがいつ発生するかわからない中で、(パートやアルバイトスタッフも含めた)従業員によるソーシャルメディアでのトラブルはどうすれば防げると思いますか。
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なるほど
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回答 講師コメント
1 丸田
従業員がソーシャルメディアを使う際、とくに、情報発信する際のトラブルについて考えてみました。
会社側としては、ルールを厳しくしたり、ルールが守られているか監視をしたりと、何かと抑圧したくなるのではないかと思います。
しかし、抑圧が行き過ぎると従業員の個人としての発言の自由を侵害することになりますので、法律、倫理の両面からも慎重に扱うべきテーマだと考えます。

防ぎ方ですが、「北風と太陽」を参考に考えてみました。

「北風」策
・社内規定や労務契約を見直す
ソーシャル上の発言は個人の見解で会社と関係ないこと、何か起きたときの責任は自己責任とすることを記事に明記するなど。

・ルールに逸脱してないか監視する
見られているという意識を促し、トラブル未然に防ぐのが目的。
社内での発言については監視すべきかと思いますが、会社が従業員個人のアカウント提出を求めるのはやりすぎだと思います。
また、匿名アカウントの監視は現実的に難しいように思います。



「太陽」策
・ソーシャルメディアの危険性について教育する
無意識に使って事故を起こすのを減らすため。

・仕事についての意識を高めるため、経営層が啓蒙活動を続ける
自分の仕事の意味や価値を自覚している人間であれば、自分や自社をおとしめる発言や行動はしなくなると思います。
経営層が従業員に対して、自社の事業内容の社会的な価値、あるいは、従業員の仕事が世の中のためになっているということを説明すること(説明できること)が必要と考えます。
 (河野 武)
「北風と太陽」の考え方はいいですね。

1 YN
従業員に対する倫理教育を徹底し、その中にSNSに関する項目も含めるのが良策だと思います。接客のマナー、個人情報の取り扱いなどについての研修はすでに浸透していると思いますが、SNSに関しても同様にガイドラインを作成し、認識を共有しやすい体制を作ることが必要だと思います。

ガイドラインでは、禁止事項を並べるだけではなく、SNSの持つ影響力、具体的にそれら禁止事項が社会や企業に与えるインパクト、損害の大きさなどを具体例(衛生上の問題、道徳上の問題など)を挙げて示し、行動に責任を持つよう促すのが効果的だと思います。また、研修の際には具体的な事例(店舗閉店や賠償請求が検討される事態となった事例など)を挙げると分かりやすいと思います。さらに、必要であれば行動規範違反に対する罰則を定め予め告知しておくのも一つの策だと思います。

また、企業は日常的に、従業員一人ひとりが職場や企業のブランドに誇りを持って自発的に責任ある行動をとれるような環境づくりに努めることも重要だと思います。
1 嘉田
まず、ソーシャルメディアでのトラブルが起こる主な原因として
①従業員のソーシャルメディアの仕組みへの理解の不足
②モラルの不足
が挙げられると思います。

トラブルを0にすることは現実的に難しいと思うので
それぞれの原因について、階層別研修などを行っていくしか
ないのかと思います。
1 なべ
「ソーシャルメディアでのトラブル防止」という観点でいえば
「就業時全ての行動(そこで知り得た情報も含め)を一切外部に漏らさないという規則(罰則も含め)取り決め、守らせる」
ということになるのかなと思います。

ポイントは2点あります。
1)就業時間内の全ての行動を対象としていること
2)規則に違反した際の罰則も取り決めていること
【理由】
1)に関しては、どこまではOKでどこまではNGみたいなものを決めると必ずグレーゾーンの行動を取ろうとする者が出るため
2)に関しては、罰則がないルールは誰も守ろうとしないため(後部座席のシートベルトと同じです)

一見すると短絡的な措置に見えるかもしれませんが
結局のところ「犯罪はどうしたら防げるか?」「人間のモラルを高めるにはどうしたらいいのか?」といった根本的な問題なので
そのレベル感での対策となると一企業としての対策の範疇を超えてしまいます。

一企業が取れる対策としては上記が限界かなと思います。
 (河野 武)


0 SUGIMOTO
ソーシャルメディアがない時代からこういう身内で楽しむおふざけ写真はあったと思います。
確かに、ソーシャルメディアが出てきて、他人に見せたい欲求が更に高まり、増えてきているのかもしれません。
それを防ぐためには、教育と監視が必要だと思います。

・ソーシャルメディアの使い方というよりも、商売人として社会人としての教育をする。
・おかしな行動ができないようにカメラなどで監視する。

まずこの2つを徹底すれば良いと思います
注目 (河野 武)


0 kamino
ソーシャルメディアトラブルについて

1.事例をもとにミーティングをし、各自の意見を聞く
2.意見を言うなかで、何が問題なのかを自分の頭で考えてもらう
3.答えがでなければ、説明をする

といったことを繰り返し行っていくと、あらかじめ防げるのではないかと考えました。
弊社にはアルバイトもいませんし、ソーシャルを活用している人も少ないので、現状のメンバーがトラブルを起こすことは考えにくいのですが、この先の新入社員が入ってきたときのことを考えると、自分で考える機会を与えていくことが必要だと思いました。
こういったトラブルに限らず、考えていない、理解していない、言われたからやる、やらないでは、また別のトラブルが起こると思いますので、こういった事例をもとに考える時間をしっかりつくっていきたいと思います。
 (河野 武)


0 フジダイ
理想論かもしれませんが、接客に対する意識の向上、従業員の教育が大切かと。

ニュースだけ見ると、ケータイやソーシャルメディアが悪者扱いにも感じます。
ケータイ持ち込み禁止、撮影禁止にしても、言葉だけで投稿されれば同じこと。
ソーシャルメディアの使用禁止も難しいと思います。

むしろ、ソーシャルメディアでトラブルになることで、悪質な従業員を辞めさせられるのは、企業にとってありがたいことかも(苦笑)

「食べ物で遊ばない」「人の悪口を言わない」
幼児に教えるようなことでも、これからは大人の常識と判断しないで、ていねいに伝えていくことが必要なのかもしれませんね。
注目 (河野 武)


0 luz
昨今のソーシャルメディアでのトラブルは
ソーシャルメディアがトラブルのツールになっただけであり、
根本的にはコンプライアンス意識の低さが問題だと思います。

利用の制限など物理的な対応は効果がないと思われ、
実例を挙げた教育が有効だと考えています。