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河野 武
ソーシャル担当 2012-09-18 08:01:54
 問題   ヒント   回答数 
このところ話題のキーワードのひとつに「コンテンツマーケティング」があります。
ブログなどを利用して、オリジナルのコンテンツを公開して集客するという取り組みですが、このコンテンツマーケティングがなぜ注目されているのか、なぜ重要だといわれているのか、あなたが考える理由を答えてください。
また、あなたの会社ですでにコンテンツマーケティングに取り組んでいたり、取り組もうとされている場合は、その内容を教えてください。
「コンテンツマーケティング」がよくわからない方は検索して調べてからお答えください。 12

 

メンバーの回答一覧 お疲れ様でした!
※講師コメント詳細は冊子に掲載されています。

なるほど
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回答 講師コメント
1 aki
■コンテンツマーケティングが注目される理由・重要だと言われる理由

企業の持つノウハウ、知識、経験等をコンテンツ作成に活かすことで、見込み客に対し広告よりもより深いコミュニケーションが期待できると考えられるため。またある意味、理想的なSEO対策にもなるため。

リスティング広告をはじめ、いろいろな種類の”広告”にユーザが慣れてきており、広告効果が薄れてきていますし、一見広告よりも費用対効果が優れているように見えるのでしょう。

コンテンツマーケティングという言葉はともかく、考え方としては決して新しさを感じません。
しかし現実問題、コンテンツマーケティングをきっちり実現できる企業というのは、特に中小企業にはそう多くないのではないでしょうか。オリジナルコンテンツを生み出し続けるのにかかる労力(=人件費)を考えれば、費用対効果が高いとはとても言えないからです。結局リスティング広告のような、効果測定のしやすい施策に流れてしまうのが正直、現実です。

自社サービスや製品を詳しく解説するだけであれば簡単ですが、宣伝色を抑え、ユーザーの読みたい情報・コンテンツを提供し続けるというのは並大抵のことではないので。

■コンテンツマーケティングへの取り組み

以前より、メルマガによる専門情報の発信、WEBでのコラムや業界情報の発信、最近はFacebookでの情報発信等、取り組んできてはいます。しかしどれも中途半端。本気でやるなら、それなりの社内体制をとるべきなのですが、残念ながら経営者の説得をしきれていません。
提供する情報は、専門的な内容なので、外注を使うといってもやはり社内の負担が大きくなります。
担当者としては、日々頭を抱えています。
注目 (河野 武)


1 ochi
お客様が自分で、「面白い製品」「面白いサービス」を「見つけ出す」ことができるような環境を、お客様が接触する可能性があるメディア上に作ることが重要なため。

企業とお客様との「いい関係」を作る基になると思う。

「自分で(わざわざ)探して見つけた『良いもの』『面白いもの』」という意識を、お客様に持ってもらえるようにすること。この意識が、ポテンシャリティや顧客ロイヤリティを高めることに繋がると考えている。
1 kamino
既存の顧客にもそうですが、明確な需要を持たなかったり、持っていても自社と接点がまだ無い潜在的なお客様との接点を作るために自社のターゲットに合ったコンテンツを作成し公開することで、最終的にはお買い物をしていただくため。
1 zzz
<コンテンツマーケティングがなぜ注目されているのか>
商品の紹介をする際にその商品のスペックや価格だけを伝えるのでなく、商品開発時の工夫や苦労、開発者の想いを伝えることで消費者の共感を得ることが大切だと考えられているからだろうと思う。
<コンテンツマーケティングの取り組み>
まだ取り組んでいない。
 (河野 武)


0 フジダイ
競合サイトがあふれる中、自社の強みをアピールするためにも必要。
商品が並べてあるだけではなく、商品のサイドストーリーや、商品を使う人への提案などで、自社商品に付加価値を付けることができます。
また、検索などでもニッチなキーワードをひろうことができるかと思います。
0 SUGIMOTO
コンテンツマーケティングという言葉は初見でしたが、いろいろ調べると、結局のところ手法としてはすでにあるものであって、それを体系的にまとめて「コンテンツマーケティング」と呼んで、それがブランドとして話題になっているということだと思いました。
そして、SEOとかソーシャルとか口コミとか仕掛けとかいろいろ消費者に知ってもらって物を購入してもらう過程においても、集客という部分の小手先の手法が反乱している今、結局のところ一番大事なのはコンテンツよね。というところに落ち着いたものだと思います。
0 DMG
SNSというツールが日常に浸透し
個人が情報を簡単に、発信できることが可能になりました。

より個人の発信力が強まったということは
企業へのフィードバックが容易になり
またその影響は少なくないと、言えます。

そんな中、どんなユーザーに届ければ
企業は、お客様になってくれるのか
関係を構築できるのか、構築後の付き合いを継続できるのか
ということを考える必要が出てきた。

そこで、お客様になってくれそうなユーザー
または、お客様になってくれた方
に対しての情報を発信しながらより、「企業のファン」になってもらうことが
企業の継続性に繋がるということで
コンテンツマーケティングを導入、または注目されるように
なってきたのではないかと考えます。

結局、企業は商品やサービスを購入や利用してもらわないと
成り立ちませんし、継続もできません。

ユーザーのニーズに沿ったコンテンツを発信することで
「企業のファン」を獲得するために
必要なのが、コンテンツマーケティングと考えています。

言うは易く行なうは難しですが・・・。
0 丸田
【コンテンツマーケティングが注目されている理由】

(1)商品やサービスが複雑になり、説明しないと売れない時代だから

背景として、商品やサービスがわかりにくいものになってきていることがあると思います。
わかりにくいというのは、比較・検討にあたって多くの情報を必要とするとか、価格以外での差別化が難しくなっているとかいうことです。
つまり、商品やサービスの価値や効用を、売り手側が説明しないと売れない時代になっているということが言えると思います。
すると、買い手側は、その価値や効能をうまく説明してくれるところから買おうという流れが増えてくるのではないでしょうか(たとえば、ジャパネットたかたの高田社長などです)。
したがって、商品やサービスの価値や効能をわかりやすく説明するコンテンツがあることが買ってくれるチャンスを生むため、コンテンツマーケティングが重視されるということになるのではないかと考えます。


(2)買うかどうかは相手が決めることだが、コンテンツは自分主導で作れるから

適切な相手に、適切なタイミングで、適切な情報を届けることができたとき、相手の買う気に火が点くと考えます。
このうち、売り手側が主導権を持てるのは、情報の部分になると思います。

(たとえば、自分がペットショップの必要性を感じるときはいつなのか、買い手になる自分すら気づけてないですから)

ですので、あらかじめコンテンツをサイトに積んで、いろんなチャネルで情報を流しておくことで、買い手側が必要性を感じたときに覚えていておいてもらえ、
結果的に買ってもらえるチャンスが増えるのではないかと考えます。
そのための布石としてコンテンツマーケティングは重要、ということではないかと考えます。

ただ、(1)も(2)も当たり前のことで、「コンテンツマーケティング」だから特別、というものではなさそうな気がします。


【コンテンツマーケティングに取り組んでいるか?】

取り組んでいません。
以上です。
 (河野 武)


0 monmo
■注目されている理由
・企業とユーザーが共通で使える無料のツールが、自社サイト以外にもブログや動画やSNSなど多様化し、ユーザー接点が増えたため。
・ユーザーのニーズに答えるような良質なコンテンツを作ることで、
企業のブランド価値が向上し、ひいては顧客の獲得につながるため。

■なぜ重要だといわれているのか?
・ユーザーとの接点をどのようなシーンに設定するかによって、提供するコンテンツの量や種類、ゴールまでのストーリーがが大きく変わると思う。また商材や自社のブランド認知によっても違いが出そう。
他の会社の事例は参考になるが、成功パターンのような「決まり」は無いので、
個社ごとに自分たちの状態を知り、計画を練り、ナレッジを積み上げないと行けないのではないかと思う。

■自社での取り組み
動画配信を最近始めました。
あるシステムをを導入した後の使い勝手の向上を説明するのに、言葉だけでは分かリにくい状況だったので、動画によって簡単にイメージしてもらいたいというところが、始めた理由です。
Youtubeで配信しているのですが、製品名(認知がある)で自然と検索され、現状で他に競合する動画もないことからある一定量で閲覧が伸びていますが、まだまだ様々な工夫や実験をしたい状況です。
 (河野 武)


0 なべ
Q)なぜ注目され、重要だと言われているのか?
A)
・検索エンジンに頼らなくてもSNSなどを通じて情報の伝播が行われることが可能になったから。
・情報の伝播はシェア数や検索エンジンのアルゴリズムに左右されるが、情報の作成は自身でコントロール可能だから。

Q)内容を教えてください。
A)
当社の事例も「コンテンツマーケティング」になるのか教えてください。
求人サイトを運営していますが、地域で40年発行し続けている紙媒体のウェブ版という位置づけが担保になって、ユーザーの認知度は非常に高いです。
紙というメディアのコンテンツが開拓した市場のユーザーが流れ込んでいる当サイトの事例も「コンテンツマーケティング」のひとつの事例になるのでしょうか?
注目 (河野 武)
挙げられている御社の事例は「コンテンツマーケティング」ではないですね。ただ既存のブランド(信用)を活かして媒体を増やすというのは正しいやり方だと思います。

0 HIGUCHI
ユーザーに響く魅力的な「コンテンツ」が、WEBサイトでの資産となるからだと思います。
インターネットの世界でも、より多くのユーザーをサイトに連れてくるために、主にSEOの分野で、魅力的なコンテンツをいかにして作るか、どのようなキーワードを盛り込んで語るか、といったことは重要視されてきました。

しかし、近年にはそれに加え、リアル店舗と同様に「1人のユーザーと長くつきあう。リピーターや優良顧客になってもらう。」というWEB戦略が取られることが多くなってきました。「ナーチャリング」なども同様の流れです。

コンテンツを読んだり、体験したりしたユーザーに「このサイトに行けば、有益な体験ができる」と思ってもらえるようなものを用意することが重要視されると考えます。
そのために、どんなコンテンツを作るか=コンテンツマーケティングが重要、ということで話題となっていると考えました。
ユーザーが求めているコンテンツ、受け入れやすいコンテンツ(もっと言えば、夢中になるコンテンツ)を調査し、作り上げることだと理解しています。
ゲーミフィケーションのような言葉も、この流れの延長にあるものかな、と考えました。

「コンテンツマーケティング」についてあまり知識がなかったので、調べてから回答しました。
雑誌のライター経験者を迎え、優良顧客のインタビュー記事や体験記をサイトのに掲載する、というような取り組みは、社内でも行っています。
注目 (河野 武)


0 セグパパ
従来は、企業がモノあるいはサービスを売る時、営業マンが顧客のところに直接説明に行っていた。

しかし、インターネットの発達によりお客が自分から情報を積極的に収集する時代では、購入プロセスの早い段階から潜在的な顧客にアプローチすることができる。

例えば課題と問題の解決をコンテンツで提示することで、顧客にその必要性に気づいてもらうという認知のフェーズから関われるようになる。

特にインターネットの活用が浸透してきた現在においては、今までのように「売らんかな」という「押し込み販売」的な営業は効果が薄くなってきている。

そこで、コンテンツを提供することにより、お客自信が気付いていない新しくニーズ・ウオンツを発掘、掘り出し、作り出して、それを販売に導いていくという新しい手法がコンテンツマーケティングというもので、これからのマーケティング手法だと言える。

コンテンツが潜在顧客に対してアプローチできる可能性があり、潜在顧客に「必要だ」と感じてもらうための「啓蒙」を意識したコンテンツが必要であり、認知フェーズでは、より多くの人の目に触れ、興味を抱いてもらえるコンテンツを用意することが必要だ。

そのためには、
1.売り込み要素は少なめにする
2.読み手にとって価値のあるものを提供する。
  専門家だから提供できるここでしか得られない情報を含めるのが良い。
3.顧客との意識の差を埋める
  興味を示さない人の理由を考え、先回りした答えを用意する。
4.読みやすいこと、わかりやすいこと
5.目的からずれないこと
  目的は販売促進なのでそれを忘れずにわかりやすく専門的なのに、完成した
  コンテンツが企業活動の目的とずれてしまわないように、全体像をとらえること
6.実証データを含める
  読者は偏りがあるという先入観を持って読むので、その先入観を払拭するべく、
  できる限り客観的なデータを用いて説得力を持たせる。

ということで、一挙に効果が出るものではないが、少しずつ効果を検証しながら
長く続ける事が大事。

また、潜在顧客にうったえるためには、TwitterやFacebookなどでコミュニケーションを長期的に行なったり、よいコンテンツを配信することで、何度も目に触れてもらう努力が必要である。