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寶 洋平
SEM&Googleアナリティクス担当 2012-08-31 12:07:13
 問題   ヒント   回答数 
■コンバージョン or 総コンバージョン、どちらを使う?

リスティング広告をはじめて管理画面をいろいろ動かしていると
Adwordsには以下の2種類のコンバージョンがあるのに気づくと思います。

・クリックスルーコンバージョン
・総クリックスルー コンバージョン
※ビュースルーコンバージョンという数値もありますが、ここでは対象外とします。

同じく、Yahoo!リスティングには以下の2種類のコンバージョンが存在します。

・ユニークコンバージョン
・総コンバージョン

数字を見ると、ユニークコンバージョンよりも総コンバージョンのほうが数が多く
CPA(顧客獲得単価)などのパフォーマンスもどちらの値を使うかで変わってきます。

さて、ここで問題です。
次の3つの問いに答えてください。

Q1.あなたのサイトでは、どちらのコンバージョンを使っていますか?

Q2.Q1で答えたコンバージョンを使う理由は何ですか?

Q3.使わなかったコンバージョンは、どんな条件(サイト、目的など)なら使うことが考えられますか?
各コンバージョンの違いはこちらです。

■Adwords
(出展:Google AdWords Labより)

▼クリックスルーコンバージョン
http://google-adwords-lab.siempre.co.jp/glossary/click-through-conversion/
▼ビュースルーコンバージョン
http://google-adwords-lab.siempre.co.jp/glossary/view-through-conversion/
▼総コンバージョン
http://google-adwords-lab.siempre.co.jp/glossary/many-per-click-conversions/


■Yahoo!リスティング
(出典:公式ヘルプより)
ユニークコンバージョンと総コンバージョンの違い
http://yahoo-jp-ss.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/1814/~/%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E6%95%B0%E3%81%A8%E7%B7%8F%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E6%95%B0%E3%81%AE%E9%81%95%E3%81%84%E3%82%92%E6%95%99%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84
7

 

メンバーの回答一覧 お疲れ様でした!
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なるほど
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回答 講師コメント
1 丸田
Q1.あなたのサイトでは、どちらのコンバージョンを使っていますか?
総コンバージョンを使います。


Q2.Q1で答えたコンバージョンを使う理由は何ですか?
総コンバージョンでは全コンバージョン数がわかるため、広告の効果全体や対投資効果を知るためには向いていると考えるからです。


Q3.使わなかったコンバージョンは、どんな条件(サイト、目的など)なら使うことが考えられますか?
広告の集客効果(どれだけサイトに誘導できたか)を測るときにはクリックスルーコンバージョンが向くと考えます。
 (寶 洋平)
丸田さん、ありがとうございます。総コンバージョンを使われているのですね。一点、「どれだけサイトに誘導できたかがクリックスルーコンバージョン」というわけでもないんです。「コンバージョン」という言葉が定着しているので、あえて「クリックスルーコンバージョン」と書いてあることで、誤解を招きやすかったもしれませんね。他の方の回答も参考にしながら、2つの言葉の意味の違いをしっかりとつかんでみてください。

1 DMG
Q1.あなたのサイトでは、どちらのコンバージョンを使っていますか?

⇒商材によって変わってきます。

例えば、資料請求がコンバージョンポイントだとすると
基本、1人1回しか行わない、リピートがない商材だと思うので
この場合、ユニークコンバージョンを採用します。

また、通販サイトなどのリピート商材については
総クリックコンバージョンを採用して良いと思います。

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Q2.Q1で答えたコンバージョンを使う理由は何ですか?

⇒リピートする商材かそうでないかというざっくりな軸で
 コンバージョンの取扱いを変えます。
 
 資料請求がコンバージョンポイントのサイトは
 同じサイトで資料請求をするということは中々
 起こりえないと思いますし、総クリックコンバージョンを取り入れてしまうと
 CPAが安く見えてしまい、本来のCPAが良く見えてしまう恐れがあります。
 
 1回限りの商材に関しては、Webだけで完結しない商材が多いように見受けられます。
 ⇒資料請求だったり、予約だったり、来店予約だったりと
  実際お金を支払うポイントがもっと後ろだったりします。
  
  その際に転換率を用いると思いますが
  そういった商材を総クリックコンバージョンで計算することによって
  CPAが良く見えてしまい、転換率が悪くても「良し」とされる場合があります。
  本来の数値に近しい、最適なCPAで、判断することが良いと考えます。

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Q3.使わなかったコンバージョンは、どんな条件(サイト、目的など)なら使うことが考えられますか?

⇒リピート商材であれば、OKだと思います。
 30日以内に同じサイトでコンバージョンすることが、可能性と考えられるのであれば
 総クリックコンバージョンを採用してOKだと思います。

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 (寶 洋平)
DMGさん、ありがとうございます。今回、最もいい回答だと思うので「金」をつけさせていただきました。意味の違いを正確に理解された上で「総クリックスルーコンバージョンはCPAが良く見えてしまいがち」という痛いポイントをついてきていて、膝を打ちました。まったくそのとおりです。 あるWEB担当者から、社内で報告を行う上司は細かいことがわからないからと、CPAをできるだけよく見せるために総クリックスルーコンバージョンを使っていることを打ち明けられたことがあります。気持ちはよくわかるんですが、見せかけしたって仕方ないですよね。

0 あー
Q1:総コンバージョン
Q2:ある特定のユーザーのみの閲覧かつ限られたニッチ業界向けのサービス展開のため、同じユーザーからの問い合わせや資料請求が多い。よって、総コンバージョン数を利用している。
Q3:だいたい月1回コンスタントにコンバージョンを獲得する会員向けサイトなら使うとかんがえられる。
0 nyasub
> ■コンバージョン or 総コンバージョン、どちらを使う?

> Q1.あなたのサイトでは、どちらのコンバージョンを使っていますか?
総コンバージョン

> Q2.Q1で答えたコンバージョンを使う理由は何ですか?
間接効果を見るために総コンバージョンを採用しています。

> Q3.使わなかったコンバージョンは、どんな条件(サイト、目的など)なら使うことが考えられますか?
他とは比較されない直接的な成果(値段などの比較購入)を求められている場合。

以上になります。何卒よろしくお願いいたします。
 (寶 洋平)
nyasubさん、ありがとうございます。おそらく、間接効果を含むコンバージョンを総コンバージョンと考えられたわけですよね。リスティング広告では、広告をクリックしてCookieを付与されたユーザーが、Cookie保持期間内(AdWordsもYahoo!リスティング広告も30日)にアクションを起こしたとき、コンバージョンがカウントされます。ですので、挙げられた例での間接効果、直接効果の分け方は適切ではないかもしれません。今回、改めて整理しておくことをおすすめします。

0 島田
Q1.あなたのサイトでは、どちらのコンバージョンを使っていますか?

A1.
Adwords:総クリックスルーコンバージョン
Yahoo!リスティング:総コンバージョン

Q2.Q1で答えたコンバージョンを使う理由は何ですか?

A2.
ユニークユーザー数でなく、実際に購入された回数を計測しているため。
現在の自社サイトはリピーターの積み上げで成り立っているため、
クリックスルーコンバージョン・ユニークコンバージョンで性化を測ると
正しい数字を得る事ができないです。

Q3.使わなかったコンバージョンは、どんな条件(サイト、目的など)なら使うことが考えられますか?

A3.
買う商品が一つしかない通販サイトや、資料請求が目的のサイトなど。
同ユーザーが複数のコンバージョンを踏むことがない、もしくは考えにくいサイトならば使用できると考えられます。
 (寶 洋平)
島田さん、ありがとうございます。総コンバージョンを使われているのですね。リピーターの積み上げで成り立っていて、実際に購入された数を計測されるならよいと思います。総コンバージョンでカウントされるのはCookieを付与されて30日以内です。御社サイトのリピーターがどのくらいの頻度でリピート購入しているかも一度確認してみてください。

0 monmo
Q1.あなたのサイトでは、どちらのコンバージョンを使っていますか?
クリックスルーコンバージョン

Q2.Q1で答えたコンバージョンを使う理由は何ですか?
重複はユーザーは間違いや勘違いによるものと考えられるため。

Q3.使わなかったコンバージョンは、どんな条件(サイト、目的など)なら使うことが考えられますか?
ECサイトで、ユーザーが広告経由で違う商品を複数回に分けて購入する場合。
 (寶 洋平)
monmoさん、ありがとうございます。クリックスルーコンバージョンを使われているのですね。「総コンバージョンには間違いや勘違いがある」という点、大切です。実際、ユーザーが起こしそうな誤作動でも複数のコンバージョンがカウントされるケースを確認しています。

0 セグパパ
・クリックスルーコンバージョン =ユニークコンバージョン
・総クリックスルー コンバージョン =総コンバージョン と理解します。

Q1.私のサイトでは、ユニークコンバージョン=総コンバージョンとなります。

Q2.Q1で答えたコンバージョンを使う理由は、単一のCVしかないからです。

Q3.使わなかったコンバージョンは、どんな条件(サイト、目的など)なら使うことが考えられますか?

  登録や購買など複数のCVが見込めるサイトでは、その成果を個々に見分ける必要があると思います。

特に最近はツールの進歩もあって以前では出来なかった間接貢献なども計測できるようになってきたので、そのサイト全体として、各々のCVに個別にかつ、全体的にどのように貢献(関与)出来ているかを分析することはとても大事なことだと思います。

CPAに使う場合も、何に対するCPAなのか? 
「A」の対象が何なのかをはっきりと定義する必要があると思います。
 (寶 洋平)
セグパパさん、ありがとうございます。ユニークコンバージョンをお使いですね。「何に対するCPAなのかを定義する必要がある」というご指摘、重要です。今回の問題は、広告を出稿する目的や、到達したいゴールは何かに立ち戻ると、クリアになってくると思います。