出題者 | カテゴリ | 作成日 |
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Web戦略&スキル担当 | 2012-01-04 22:41:41 |
問題 | ヒント | 回答数 |
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ウェブ業界では数年前から「ペルソナ」というものが取り立たされています。
ペルソナ本来の意味は「仮面」という意味ですが、ウェブ業界では「架空の顧客像」のことをさします。 ▼(参考)ペルソナとは? http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Keyword/20080124/291960/ http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2008/04/25/2887 このペルソナ。 話題になる割には、うまく使いこなせている企業はまだまだ少ないようです。 その理由は次の3つのうちどれだと思いますか? その理由と、今後の対策を考えてみてください。 【1】ペルソナの正しい作り方を知らないから 【2】ペルソナ作成に時間がかかりすぎるから 【3】ペルソナそのものに効果があるか半信半疑だから |
ペルソナという言葉を初めて聞いた人は、参考URLを読んだ上で、回答を考えてみてください。
またペルソナを使いこなしている人も、改めて多くの企業でペルソナ導入が進まない理由を考えてみてください。 なお、上記三択意外の回答でもかまいません。 |
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メンバーの回答一覧 お疲れ様でした!
※講師コメント詳細は冊子に掲載されています。
なるほど 票数 |
回答 | 講師コメント |
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5 | 樋口答えは、認知度が低いから。3択全てが原因と考えます。
【1】そもそもどうやって作るか知らない→【2】調べてみると大変そう→【3】で、それだけやって本当に時間とコストに見合う成果が出るの?→時期尚早なので、見送りという構図を想像しました。 マーケティングに詳しい人が社内にいて教えてくれるのでもなければ、聞きかじっただけで始めるにはハードルが高い上に、適正なペルソナの作り方を身につけるまでにも、ある程度経験が求められます。 あまり使いこなせていない企業の中で「やりましょう!」といって音頭を取る場合は、時間も手間も、協力人数も必要なため、強いリーダーシップが要求されそうなので実現に踏み出せない、という事情が発生しそうです。 しかし、ペルソナ作成は顧客を想定する上で重要なスキルです。WEB担の記事を参考に新人研修等の一環として取り組む機会を上手に作れたら、普及の一歩となると思います。 |
銀 (事務局) なるほど。認知度が高いと思うのは業者ならではの感覚ですね。鋭い指摘だと思いました。 |
3 | 丸田私はペルソナについて何冊かの書籍を読んだことがあるだけで、作った経験はありません。
ですので、あくまで読みかじったことを前提に回答したいと思います。 結論から言うと、1から3のすべてが当てはまると考えます。 書籍などを参考にしてそもそも独学でペルソナを作れるのかが疑わしいと思っています。 専門家の力を借りる方法もありますが、時間と相応のお金が必要でしょう。 そんなお金があるのならもっと具体的な効果が見込めそうなところに使いたいというのが関係者の本音ではないでしょうか。 ペルソナの効果についても、モニタを募ったユーザーテストやインタビューなどで代替できる部分が多くあるように思います。 ペルソナを作る過程で、関係者がユーザについて深く考えることが資産になるのかもしれませんが、それはペルソナでなくても行えることではないかと考えます。 日本でペルソナが普及しにくい理由のひとつに、言語や文化の異なるユーザに向けてサイトを開設する必要性が感じられていないことがあるのではないかと思います。(他言語サイトは珍しくありませんが、それは翻訳ですので、意味合いが違います) たとえば、クックパッドの中国語版を開設するといった、顧客情報を得るのが難しかったり、モニタを集めにくい人たちに向けてサイトを開設する動きが今より増えてきたときに、ペルソナが見直されるのではないでしょうか。 |
銀 (事務局) |
3 | 杉本【2】が一番の理由だと思います。
【1】は勉強すれば誰でも作り方は学べます。【3】は半信半疑ならそもそもペルソナを使う必要がありません。 【2】のペルソナ作成に時間がかかりすぎるからというのも若干異なるかもしれませんが、そもそものペルソナ作成をするための準備として色々なマーケティングや調査をしないと正しいペルソナがイメージできません。その調査を正確にしようとするとコストや時間がかかります。それをする時間が企業にないのだと思います。 |
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3 | MAYU【1】ペルソナの正しい作り方を知らないから
【2】ペルソナ作成に時間がかかりすぎるからの両方がある思います。
【1】について 恥ずかしながら今回の課題でペルソナという言葉を初めて知りましたが この概念というのは日々の業務の中で誰もが漠然と感じていることだと思います。 ただその概念を具現化する方法があるというところまでは 私のように知らない方がまだまだいるのではと思います。 【2】について ペルソナの記事を読んでまず思ったのは 「時間がかかりすぎる」「こんなにも人員が必要なのか」と。 私が務めているような中小企業では「いまは無理だからそのうちやろう」となる可能性の方が高いです。 わたしの会社ではペルソナ作りはできておりませんが 企業理念を定例会議で共有し、日々のお客様の意見・感想を報告するツールが 確立されているので大幅にブレるということはありません。 参照ページのようなペルソナ作りは現状ではなかなか実現しにくいですが 日々の中で「生の声」を意識し蓄積していくことで ペルソナに近い効果が現れるのではないかとも思います。 |
金 (事務局) かなり現実的な回答をいただきました。 |
3 | nagano_aka▼回答
【1】ペルソナの正しい作り方を知らないから 【3】ペルソナそのものに効果があるか半信半疑だから ▼回答理由 ペルソナという言葉は聞いたことがありますし、作成をしたことがあります。 しかし、記事を読んで、その作成は作成したとは言えない内容であることがわかりました。 よって、まず【1】を選択しました。 ペルソナを作るといい、と数年前によく言われましたが、 関わったプロジェクトや個人の印象としては、悪くないけど、必須作業とは思えないもの、でした。 それは成果を実感できないからですので、【3】も選びました。 ▼対策について ペルソナに関する正しい理解が必要です。 これを回答している時点でも、ぶっちゃけよくわかりません…というか、説明できません。 でいれば先生からの回答で、ペルソナに関する有効性を教えて頂きたいです…。 |
注目 (事務局) 私も同意見です。詳しくは紙面にて。 |
3 | カツオ【3】ペルソナそのものに効果があるか半信半疑だから
定量的な分析からなる仮説ではないため実際の効果が把握しにくいことや ペルソナ作成を行うコンサル業者は比較的料金が高めとなっており、 そもそも実際に試してみる機会が少ないから。 |
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2 | takaどれも理由になりそうです。
強いてあげるならば、[3]でしょうか。 時間、コストの割に、従来の市場調査や会員情報などから作り上げた顧客イメージと 相違がない場合、無駄なもになりそうです。また、従来の顧客イメージ以上の効果が 高くなる裏付けも無いので、投資しづらいところです。そのため、ペルソナが充分なバックアップで作られず、より効果を得られないというデフレスパイラル状態なのかもしれません。 顧客情報を直接得づらいメーカーなどはペルソナ作りに投資しやすいのでしょうかね。 |
注目 (事務局) なんとなく自己満足で効果も薄いということですね。 |
1 | DMG自社サービスの顧客像(ペルソナ)を置き
それに対して、検索エンジンマーケティング(SEM)を行う際 難しいのがそれ以外の顧客が絶えず、 サイトに流入しコンバージョンしていく問題が起こる。 SEM上ではペルソナに対してのみターゲティングして行うことは ほぼ、無理だと考えます。 また、それ以外の顧客に対しマーケティングしないということになると 機会損失が生じてしまいます。 ペルソナを立てたもののそのものに効果あるかどうかが わからないので私は【3】だと思います。 |
注目 (事務局) 現実的な回答をいただきました。ネットはユーザー層が幅広いと指摘してくださった方もいます。そのとおりだと思います。 |
1 | monmo回答:【1】と【3】
理由:取りまとめる側も、意見を出す側も、ペルソナを作るスキルが足りないため。 そもそも、ユーザー視点の必要性が理解できていないと、ペルソナを作るメリットをメリットとして理解できないので、大概は、 工数がかかる割に効果がはっきりしないという印象を持たれてしまい、 実施できない、実施しても活用されないという結果になってしまうのでは。 今後の対策: まず、コンテンツの目的が明確になっていないとペルソナは機能しない。 そして、目的ごとにペルソナを設定する事が必要。 コンテンツの改修や立上げのタイミングで、関係者全員の立ち帰る場所として設定し都度見直しをかける。 主観になりがちなニーズのヒアリングの際に、 「(ペルソナの)○○さんだったらどういう情報を欲しがると思います?」というように軌道修正に使う。 サイトに限らず、事業目的を達成するために各方面に使ってもらうよう仕向ける工夫も必要だと思う。 例えば、目的が人材採用だったらイベント出展や媒体出稿の際に使うなど。 |
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1 | 大場回答:1と3
ペルソナとターゲットの絞込みの違いがあるのか? と、なってしまうのではないかと考えます。 ターゲットを絞り込めば、おのずとペルソナへと辿りつくと言う流れで、ペルソナを最初につくる。と言う作り方の手順が間違ってるのではないかと思います。 そもそも企業にとってターゲットを絞り込む事が大きな課題です。 ペルソナでは、データ分析での説得力に欠ける事もあげられ、半信半疑なのではと考えます。 |
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1 | フジダイ記事を読むと、ペルソナを社内で勝手に作っても、効果がなさそうです。
専門家の手を借りて作るには、費用と時間がかかりそうです。 興味もあり、効果もあると思いますが、社内でどう提案していいものか…。 【3】ペルソナそのものに効果があるか半信半疑だから 手間暇かけて作ったペルソナが、どれほどの効果をもたらしてくれるのか。 上司に提案する機会がない、社内で検討する機会がない、 ということは、そもそもWEB担当者が「効果があるか半信半疑」なのだと思います。 |
なし (事務局) 社内での提案が難しい。ここにも問題が現れていますね。 |
0 | 高久理由【1】ペルソナの正しい作り方を知らないから
どの理由も当てはまりそうですが、 効果があるか半信半疑だから予算と時間が取れなく、 まずは自分たちでと、社内でまとめた結果、企業都合のユーザー像になってしまう。 正しい作り方は、それぞれだと思うのですが、 正しい作り方が分かっていないと、省略ばかりして、 意味のないペルソナになってしまう為。 |
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0 | 清水1。
正しい作り方を知らないというよりは使う人のペルソナに対しどれだけ納得してるかによる気がします。 一度作ったペルソナはそうそう変える必要はないと思いますが(変える必要ないよう議論すべきですが)定期的に議論する必要があるように思います。 |
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0 | YN【3】ペルソナそのものに効果があるか半信半疑だから
具体的な成功事例や導入方法が浸透していないのではないかと思います。 ペルソナのプロフィールを絞り込みすぎるあまり、他の特性を持った多くの潜在顧客のニーズに応えられなくなることへのリスクを感じている事業者もあるのではないでしょうか。また、ペルソナ設定のタイミングを誤ると、開発途中で企画の軸がぶれ収集がつかなくなるなど、導入の方法が適切でないこともあるのではないでしょうか。 ペルソナの導入は、ブランディングや、幅広いセグメントをターゲットとした商品・サービス開発にはあまり適さないかもしれませんが、ターゲット層が限定される商品やサービスの企画、開発には活用できると思います。まずは企画の基本的な土台を固め、それを軸にペルソナを設定し、開発を進めるといった系統だったプロセスを踏めば効果的に活用できるのではないでしょうか。 |
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0 | ぽんこつ【1】だと思います。
消費者側の心理を掴みきれない。 自社商品に対する捉え方が制作者側の立場で見てしまいがちになり、消費者の目にはどう映っているのか?という視点になりきれないから。 |
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0 | ユワサ【1】ペルソナの正しい作り方を知らないから | |
0 | 永島【1】ペルソナという言葉は、よく聞きますが、私自身、本当に正しい作り方がよくわかりません。…というのも、ネットのユーザー層は、私が想像しているよりはるかに広い範囲のように思えるからです。
ペルソナを正しく作れば、効果が出せるような気がします。 |
注目 (事務局) 「ネットのユーザー層ははるかに広い」鋭い指摘だと思います。それについてどう対処するか?ですね。 |
0 | φ【2】ペルソナ作成に時間がかかりすぎるから
WEB業界に身を置いていると、やはり「調査」phaseになかなかお金を出すことに理解を得れらないことが多いです。 ブレストレベルで意見の合意をするのではなく、クラスタ作成といったところまで取り組めるよう 提案側のレベルも上げて行かないといけないですね。 |
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0 | minmin初めて聞きました。正直【プロフィール】との違いが実感できないです。
【3】ペルソナそのものに効果があるか半信半疑だから を選びます。 その必要性を腹に落とすことが前提と思えたからです。 |
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0 | tonovan(3)ペルソナそのものに効果があるか半信半疑にニュアンスが近いと思いますが、ウェブサイトの制作がプロジェクトの戦略の中で、宙ぶらりんな状態にあることが多いからだと思います。宙ぶらりんという言葉は次のようなことを意味します。ウェブサイトはメディアであるため、何らかの商品のPRであったり、なにかほかでも行っている事のチャンネルを増やすというケースが多いということです。何らかの商品のPRであれば、その商品自体のターゲットの想定をスライドさせて、ペルソナを想定する場合が多いと思います。イベントや他媒体のキャンペーンと連動させる場合はイベントに参加する人などの想定をスライドさせる機会が多いと思います。こういった傾向に加え、プロジェクトに割く時間の少なさ(結局、納期がぎりぎりになってしまうなど)が、ウェブサイトのためにペルソナを作成することを難しくしているとおもいます。
ウェブサイトのペルソナ作成にきっちり取り組むには、まずチーム内でどういったターゲットを想定していて、各メディアによる違いや従来に加えてチャンネルを増やす場合には、どのような層にアプローチするかきっちりと議論し、方向性を共有することが必要だと思います。そうしなければ、ウェブだからこそリーチできる層へのアプローチ、つまりペルソナの作成といった部分にまで意識が向かわず、なんとはなしに従来型のプロモーションでのターゲットをスライドするだけになってしまうからです。 |
銅 (事務局) その通りだと思います。 |
0 | 半蔵回答【2】
根本的には人的リソースの問題だと考えています。 多くの企業で(大企業であっても)、WEB担当者は他事業(他業務)との兼任であり、専任者・専任チームを設けているところはまだまだ少ないのが実情です。 そして「WEBは簡単にできる・すぐに儲かる」といった“神話”を上層部が抱いているところが多いと聞きます。 短期結果を求められる場合、本格的なペルソナ作成にリソースをかける余裕はありません。 そのために活用できていない状況が多くの企業で続いていると考えます。 |
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0 | 福田 【3】ペルソナそのものに効果があるか半信半疑だから |