出題者 | カテゴリ | 作成日 |
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うまくいくインハウス担当 | 2016-06-29 20:00:20 |
問題 | ヒント | 回答数 |
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■SEOとPPC、共存の道。SEO担当者はやるべきこととは?
SMX West 2015に参加して以降、「SEOとPPC、共存の道」というテーマでセミナー等でお話をさせていただく機会が増えています。 ▼SEOとPPC、共存の道―SMX WEST 2015から|コラム アユダンテ株式会社 http://www.ayudante.jp/column/2015-03-06/17-40/ SEOとリスティング広告運用、どちらもひとりで行っているウェブ担当者の方も多いと思いますが、リスティング広告運用は広告代理店にお任せしていたり、担当者が別にいることも多いと思います。 そこで今回は、SEOとPPCが交わることで効果が出るポイントについて考えてみましょう。 1.あなたの運営しているサイトでは、SEO(サイト設計やコンテンツ制作など)担当とリスティング広告運用担当は同じ人がやっていますか?別の人がやっていますか? 2.別の人がやっている方にお聞きします。それぞれの担当者がお互いにどんなことを考えて何を行っているか、成果はどうなのかを把握していますか? 3.同じ人がやっている方にお聞きします。SEOとPPC、それぞれで分析した結果をお互いの分野で活用していますか? 4.SEOとPPC、交わる部分はどんなところがあってどのような部分がそれぞれに活用できると思いますか? 5.SEOとPPC、共存の道。SEO担当者が何をやっていけばよいと思いますか? |
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メンバーの回答一覧 お疲れ様でした!
※講師コメント詳細は冊子に掲載されています。
なるほど 票数 |
回答 | 講師コメント |
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0 | yamataco1.同じ
3.結果の活用はやっていませんが、リスティング広告で売上を伸ばしたいページを制作するときには、広告文やキャッチコピー、キーワードとずれがないように制作をしたほうがよいと思うので合わせて考えようと思っています。 4.新しいキーワードが発見できたり、検索と広告から訪問したユーザーの行動の違いなどが出れば、今後新しいサービスを考えたりコンテンツを作ったりするときの参考に活用できるのかな?と思っていますが、よく分かりません... 5.運営しているサイトでは、広告からのユーザーは短期決戦、検索からのユーザーは育成顧客、と分けて考えてコンテンツを作ろうと考えていました。 どちらもひとりでやっているので「共存」が書きづらいのですが、リスティング広告のノウハウが圧倒的に足りていないため、リスティング広告の活用アイデアが想像できるようにリスティングの知識を身につけなくては、と思っています。 |
金 (ムラヤマユウスケ) yamatacoさん ご回答いただきありがとうございます。 SEOとPPCをご担当されているとのことですが、リスティング広告用のランディングページはサービスとジャンルによってはとても効果がありますのでよいかと思います。効果があるサービスやジャンルというのは検索数がとても多く、かつその他に検索されるようなキーワードが少ないサービスやジャンルだと考えています。商品を欲しいと思ったときにSEOで用意していた通常のWbページでは訴求力が足りないことも多く、それを広告用ランディングページで実現するというのは、手法として有用なやり方だと考えられます。 また、広告を表示していると新しいキーワードを見つけることができるというのは共存における重要なポイントの1つですね。SEOだとコンテンツが存在しないかぎり、SearchConsoleなどのツールにて検索されたキーワードを確認することができませんが、検索連動型広告のフレーズ一致や部分一致を利用することで、Webサイト上でも対応しなければいけない検索ニーズを発見できます。 リスティング広告はSEO以上に見込み顧客となるお客様へのリーチ方法が幅広く用意されているので、知識を身につけることで今までは訴求できていなかった層へのアプローチも可能になるかと思います。 |
0 | 丸田1~3 SEO、リスティングともに実施していないためパスします。
4.SEOとPPC、交わる部分はどんなところがあってどのような部分がそれぞれに活用できると思いますか? 抽象的な回答で実務に即していないと思いますが・・・ キーワードからユーザのニーズを類推するところは共通していると思います。 得られた知見を活かそうとする姿勢に違いがあるのではないかと考えます。 私の考えでは、SEOは得られたニーズを自社サイトのサイト設計やコンテンツ制作に活かしますが、人を群れとしてとらえているのではないかと思います。 これに対して、PPCは「個人」の気持ちを知ろうとするのではないかと思います。彼らにどこでどんな広告を打てば響くのか?を追求していくところが違いではないかと思います。 まとめると、 SEO担当者はPPC担当者に対して、集団としてのユーザーの姿を伝えてあげることができるのではないかと思います。 PPC担当者はSEO担当者に対して、個人としてのユーザーの気持ちが動くポイント、を伝えて上げることができるのではないかと思います。 5.SEOとPPC、共存の道。SEO担当者が何をやっていけばよいと思いますか? SEOがPPCから学べることとして、 広告への反響を知ることで、自サイトのニーズを実際に知ることができると考えます。 つまり、SEO担当者にとって、PPCは死角となっているニーズを知るためのセンサーとして活かすことで、サイト設計やコンテンツ制作にその知見を活かすことができるのではないかと考えます。 |
金 (ムラヤマユウスケ) 丸田さん いつもご回答いただきありがとうございます。SEOとリスティングどちらも実施されていないのですね。お詳しいので意外でした。 SEOでは人を群れと考え、PPCでは個人というご回答に関しても驚きでした。サイト設計やコンテンツ制作に対して、ページ単位であれば個人に近づくのかもしれませんが、ディレクトリ単位やカテゴリ単位などサイト内の大きなくくりでみると群れなのかもしれませんね。 私の個人的な意見としては、どちらも個人に対して訴求する文脈で施策を行なっています。 検索という行為に対して、SEOでもPPCでもどのようにリーチできるか、気持ちを動かしていけるのかという部分は共通なのかなと考えています。対応するWebサイトによっても異なる可能性はありますので、非常に面白いご回答だなと思いました。 「SEO担当者にとって、PPCは死角となっているニーズを知るためのセンサーとして活かすことで、サイト設計やコンテンツ制作にその知見を活かすことができるのではないかと考えます。」 上記のご回答がよいですね。SEOはサイト内にコンテンツが存在することが前提となり、それらのコンテンツでしか集客できないといった制約があります。ですので、PPCによってニーズをキャッチするという点は必ず存在するかなと思います。それが特に広告が自動化されればされる程、可能性が膨らむのではないかと思っています。 |