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河野 武
ソーシャル担当 2012-04-27 09:44:06
 問題   ヒント   回答数 
先月はじまったmixiモールなど、ソーシャルコマース周辺がにぎわってきました。
否定的・批判的な意見も多い中、みんなのソーシャルメディアの登録情報や行動履歴を利用することで、たとえばギフト需要などの新しい機会を生んでいることも事実です(友だち全員の誕生日なんておぼえてないですからね)。
そこで今回はソーシャルコマースを肯定的に考えることにします。ソーシャルコマースのメリット・デメリットを整理した上で、どうすれば普及するか、一般層へ普及するためのポイントを答えてください。
どうすれば自分が買うか、自分の友だちや家族が利用しそうかを意識して考えてみてください。 7

 

メンバーの回答一覧 お疲れ様でした!
※講師コメント詳細は冊子に掲載されています。

なるほど
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回答 講師コメント
2 丸田
メリット
買い物する側の人:
・はずれを買う確率が減りそう
・買い物することへの納得感がある
・裏取りなどのために情報収集する時間が節約できる

買い物される側の人
・自分がやったことで誰かが喜んでくれたという喜び
・法人であれば売上、個人なら副収入


デメリット
・個人情報の漏れたときの被害が大きい。また、漏れていることに自分で気づけないリスクがあるのでは?
・オンラインでのコミュニケーションの経験が浅い人には敷居が高いのでは?

サービス提供元としては
・セキュリティ対策にかかるコストが大きい
・サービスの運営元への不信感からユーザ離れの可能性が高まること


普及するためのポイント

Facebookなり、mixiなりでしかできない買い物(体験)ができるようになるのが望ましいと思います。となると、「人」に関連する何か、がよいのではないかと考えました。

(1)「人」にオススメを聞けるサービスを商品にしてはどうか?
(コーディネートやキュレーションというサービスを金券として販売)


・「ファッションリーダー○○さんのコーディネートが受けられる」チケット
・「推理小説が好きなあなたに○○さんがお勧め本をセレクトしてくれる」チケット
・「○○さんが主催する」共同購入サービス


(2)「○○さん」が使っていた、というプレミアム感を価値として中古販売を始めては?

・自分が使っていたバッグがつかわなくなったのでオークションに出します
→ 「河野講師が使っていたバッグだ」ということでオークションで値段が上がったりなど。
1 YN
[メリット]
・販売者による一方的な発信ではなく、知人を介して情報が拡散するため、比較的抵抗なく受け入れられることが期待される。
・SNSでは実名アカウントが浸透してきているということから、サクラ投稿があったとしても比較的見分け易い。
・商品のレビューをテキストだけでなく多様な形式で共有できる。
・顧客(潜在顧客を含む)同士で情報交換ができる。


[デメリット]
・ネガティブな意見が拡散するリスクがある。


■普及のためのポイント
(「普及のためのポイント」というより「活用のポイント」ですが)

1. 販促する商品が口コミに適した商品であるか否かを見極める。たとえば、人に話せない悩みを解消するための商品などは、SNSでは共有しにくいのではないでしょうか。

2. 認知度を高めるだけでなく、販売も目的とする場合は、顧客が商品を購入しやすい環境を整えてからプロモーションを開始する必要があると思います。Eコマースシステムもしくは、店舗であれば全国に支店を持っていることが望ましいのではないでしょうか。極端な例を挙げれば、店舗を1軒のみ持っている個人商店で、通販システムを持っていない場合はソーシャルコマースによる売上向上は難しいものと考えられます。

3. 上記「2」にも関連しますが、海外への訴求も想定している場合は、海外発送できる商品を選択すべきだと思います。また、海外発送システム(手数料の設定など)を整えておくことも必要ではないでしょうか。
注目 (河野 武)


1 Green
■メリット
顧客属性の詳細なセグメントによって、需要に合った商品のレコメンドを提示できる
「友達」の趣向を間接的に把握したり、「友達」のお薦めによってレコメンドされるため、購入に向けての心理的障壁が下がる


■デメリット
・炎上や誤情報の流布などの事件が頻繁に起こっており、一般消費者の情報に対する信頼性が低い。

・ソーシャルメディア上で決済まで完了させようとするとインターフェイスに制約があり、ユーザビリティが悪い。


■普及のためのポイント
・インフルエンサーとなる一般ユーザーに対して特典を与えるなどして、積極的な情報発信(シェアなど)を促す。
 (河野 武)


1 DMG
自分が購入することを想定した場合、
友人が購入したものでも(レコメンド)
欲しいものと、欲しくないものに分かれると思います。

・欲しいもの(欲しくなるもの)
⇒本のレビューを書いていて「とても良い」と言っている場合は
 気になって、欲しくなる場合があります。
 本、音楽、アプリ等は欲しいものに入ります。

・欲しくないもの
⇒これは、衣類です。例え、「いいなあ」と思っても
 友人と同じ衣類は着たくないものです。アクセサリーも同じです。

女性はより、この変の線引きをきちんとしているのではないでしょうか。

レコメンドはとても便利な機能ですが
購入に大きく気持ちが傾く商材
逆に、避けられてしまう商材
それぞれ、あるのではないかと考えます。
 (河野 武)


0 フジダイ
まだ、ほとんど利用していないのですが…
メリットは、家にいながら購入できること、友人の意見が聞けることでしょうか。
デメリットは、自分の嗜好がいろんな人にばれてしまうこと^^;

ですが、友人が出産したときに、「お祝いにこれが欲しい」としっかりリクエストしてもらったことがあります。
欲しい物リストは、贈る方にも便利な機能だと思います。
贈り物がほかの友人と被らないように確認もできれば、なお便利。

また、お祝いに良い物を贈ろうと、お金を出し合ってギフトを購入することもあります。
仲間たちと相談しながら購入できればいいなぁと思いました。

mixiモールは、少し見た感じ、商品が検索しにくく、面倒な印象でした。
すでに使い慣れている楽天やAmasonと、普段使っているSNSがもっと親密になれば、ショッピングも楽しくなりそうです。
0 monmo
【メリット】
・先に購入している人の意見を気軽に聞ける。
・仲間意識を高める。

【デメリット】
・他の人と同じ物を持ちたくない商品というのがある。(服や文具など人それぞれのこだわりがあるもの)

ポイントは、
①皆で持っていると楽しいことがある、楽しいことになる
と、
②他の人が持っていて良いものは自分も欲しい
だと思いました。

①を普及させるには、
複数の人が集まる「現実の」場所は何処か?そこで使うモノは何か?というアプローチで仕組みを考えたいと思います。
②は、
実用的なモノ(日用品とか、化粧品とか)の良さや、(間接的ですが)お得な情報などを、知ってる人を通じて実感できるというのは、知らない人が「良い」というより効果があると思うので、商品を絞って仕組みを考えたいと思います。
 (河野 武)


0 SUGIMOTO
一般的な考え方だと、オピニオンリーダーがいてその人が買ったのもがシェアされて、それに影響を受けて買うというものだと思います。
一般層へ普及するには、影響力のない人間にシェアされたものを見たときに欲しいと思わせることができるか、がひとつ考えるべきところだと思います。

ひとつはネットワークビジネス的な要素があるかなと思います。
紹介者にメリットがあれば、紹介者がどうすれば売れるかを考えるので、多少は広まるのかなと。
ただ、雑なアフィリエイトが蔓延してしまうデメリットが想定されるし、人間関係に傷がつく恐れもあるので難しいかもしれません。

ふたつめは、お友達が好きそうな商品がセグメントされたレコメンド機能。
自分が商品を選んでたら、「この商品は○○さんが興味をもちそうです。」などのコメントがでるような感じで、友達の嗜好もあらかじめ共有される環境があれば、友達が興味を持っているものを友達より先に購入して友達にシェアするということができ、それであれば、友達の購入率も上がるのではないかと思います。