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ムラヤマユウスケ
うまくいくインハウス担当 2016-01-28 13:27:22
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■中小企業はプライベートDMPに手を出すべきなのか?

12月(vol.48)号での年始あいさつで少し触れましたが、解析ツールだけでは取り込むことができていなかったユーザーデータを、自社で保有していたCRMデータと結合して分析する企業が増えてきました。

ユーザーデータはたとえば年齢や性別からはじまり、購入回数やリアル店舗での行動等があげられます。
そのようなデータをツール内に取り込み、より個に突出した広告が掲載できるように解析ツールをプライベートDMP化する動きも加速するかと感じています。

「DMPは大企業の成功事例ばかりだから中小企業には関係ない」と思われていますが、実は中小企業でもうまく活用することができるのです。

そこで今回は中小企業もプライベートDMPに取り組むべきなのか考えたいと思います。

1.プライベートDMPとはどのような手法のことでしょうか?
2.プライベートDMPにすでに取り組んでいますか?
3.取り組んでいる方はどのような活用をしているかを書ける範囲でお答えください。
4.取り組んでいない方は、プライベートDMPについて調べた上でどのように活用できそうかを考えてみてください。

【参考】
プライベートDMPとは
http://www.innovation.co.jp/b2blog/dmp/
4

 

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なるほど
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回答 講師コメント
0 yamataco
1.「自社独自で保有している購買履歴や行動履歴、興味関心、部署などのマーケティングデータと外部のデータを組み合わせて蓄積・管理をするプラットフォーム」と書かれていました...
外部データが「潜在顧客のデータ」、「SNSのデータ」など書かれているところもあって何をどう蓄積していくのかよく分かりませんでした。

2.取り組んでいません。

4.顧客ごとにアプローチの方法を変えることができるのがプライベートDMPのメリット、とありましたので、リスティング広告の最適化に使われるんだろう...と思いましたが、内部のデータが各部署に分散して管理されている場合、まずこれらの統合と部署間の合意に時間と費用がかかるのではないかな?と思いました。
リスティング広告などのWeb系だけでなく、「製品開発ではそのマーケティングデータを元に開発計画を立てる」「営業では顧客動向分析から営業手法を見直す」など他部署での有効活用ができないと導入するメリットがないのかな?と感じました。
 (ムラヤマユウスケ)
yamatacoさん ご回答ありがとうございます。1で記載いただきましたプライベートDMPの概要として ”自社独自で保有している購買履歴や行動履歴、興味関心、部署などのマーケティングデータと外部のデータを組み合わせて蓄積・管理をするプラットフォーム” のご認識でお間違いございません。 自社の基幹システムに顧客に関するデータを取り込み、そのデータを活用しマーケティング活動を行います。「潜在顧客のデータ」は、顧客ではない方だと想定されますので、自社の基幹システムにどのように取り込むのか疑問なところです。企業によっては顧客ではないユーザーに対し、ユニークブラウザごとのIDを付与することで潜在顧客として識別する企業もありますが、基幹システムに取り込むことができるデータに制限があるのが悩みどころです。「SNSのデータ」に関しては、基幹システムに保有する顧客IDとSNSのアカウント名などを紐付けることができるのであれば可能といったところでしょうか。 記載いただきましたように、顧客のデータが各部署に分散してしまっている場合、分散しているデータを関連付けないといけないため、プライベートDMPとして活用するハードルが高まります。自社で共通して保有できるような体制づくり、仕組み化は必須といえます。 活用方法も主に広告での活用が取り上げられますが、記載いただきましたように広告への利用だけではありません。普段、Googleアナリティクスなどの解析ツールでは計測することができない自社が保有する顧客データと紐付けて分析することができるため、どのような顧客は、どこからどのようなきっかけでサイトへ流入しやすいか、特定の顧客が常に閲覧するページはどこか等を確認することで、営業活動や商品開発にも役立てることができます。

0 kamino
1.
わからなかったので調べてみましたが、以下のようなことだと思います。
「顧客のサイト内外のデータを活用し、自社の販促に活かすこと」
自社サイト訪問者の性別、年齢、住所、興味、嗜好などのデータと、自社サイト外でユーザーが行った行動を取得一元管理し、その企業独自のデータ活用プラットフォームとして構成・活用すること。

2.
取り組んでいないです。

4.
活用できそうなこと
・会員ランクや嗜好ごとにメールマガジンを配信する
・会員ランクや嗜好ごとに有料広告を配信しわける
・会員ランクや嗜好ごとに見せるページを変える
・会員ランクや嗜好ごとに響く言葉が違うと思うので、商品コメントに活かす
・会員ランクや嗜好ごとに響くキャンペーンやイベントが違うと思うので、販促イベントに活かす
 (ムラヤマユウスケ)
kaminoさん ご回答ありがとうございます。1にて記載いただきました ”自社サイト訪問者の性別、年齢、住所、興味、嗜好などのデータと、自社サイト外でユーザーが行った行動を取得一元管理し、その企業独自のデータ活用プラットフォームとして構成・活用すること。” にて、特に一元管理の部分が重要となります。部署間でデータの保有方法が異なると部署間でのデータ連携も行わなければならず、プライベートDPM活用の障壁となります。プライベートDPMに限ったことではないですが企業のマーケティング活動においては、同じ顧客のデータを部署間で違った保有方法を行うメリットはありませんので、一元管理できるような体積や仕組みを整えておくことが重要となります。 4.にて記載いただきました内容は完璧かと思います。企業の保有するデータ内容ごとにお客様へのアプローチ方法は異なるので、保有しているデータからどのような施策が効果的なのかを試行錯誤しながら最適化していくとよいでしょう。

0 yukko
1.プライベートDMPとはどのような手法のことでしょうか?
各企業が各々構築する自社独自のマーケティングデータを集約するベースになるもの。マーケティング調査や商品開発のインプット。

2.プライベートDMPにすでに取り組んでいますか?
取り組んでいません

4.取り組んでいない方は、プライベートDMPについて調べた上でどのように活用できそうかを考えてみてください。
マーケティング調査や商品開発のインプット、自社サイトのブランディング。1番活用できそうなのは顧客1人1人に合わせたメール販促やマーケティングなどで活用できそうだと感じました。が実際はDMP自体について理解ができていないのでこの機会に勉強をしてみたいと思います。
 (ムラヤマユウスケ)
yukkoさん ご回答ありがとうございます。プライベートDMPの概要として1にて記載いただきました “各企業が各々構築する自社独自のマーケティングデータを集約するベースになるもの。マーケティング調査や商品開発のインプット。” にお間違いございません。 プライベートDMPが主に活用されているのは記載いただいた”1番活用できそうなのは顧客1人1人に合わせたメール販促やマーケティングなどで活用できそう”の部分です。特に取り扱う商材にて定期的購入が必要な消費商材であった場合、顧客が購入した商品がデータとして残っているので、そのデータをもとに次の購入のご案内をメールや広告を利用しアプローチできます。その他、特定商品を購入しているお客様が特定のユーザー属性であるということがわかれば、まだ商材を購入していない同じユーザー属性と思われる層に新規購入のアプローチを広告で行うことで、広告を最適化することにも活用できます。 その他、自社で保有するデータをGoogleアナリティクスなどの解析ツールにインポートすることで、Webでは取得することができなかったデータと関連づけてサイトへの流入やサイト内の回遊を分析できます。商材を購入したあるユーザー属性に含まれる顧客が特定のページを閲覧することがわかった場合、特定ページへの訴求方法 改善や商材品質の向上等に役立てることもできます。

0 SUGIMOTO
1.プライベートDMPとは「自社独自で保有している購買履歴や行動履歴、興味関心、部署などのマーケティングデータと外部のデータを組み合わせて蓄積・管理をするプラットフォーム」とあります。
自社で保有しているデータで足らない部分を外部データで保管してマーケティングに活かすということだと思います。

2.ほぼ初めて聞いたので利用はできていません。

4.まず地方の企業はプライベートDMPすら蓄積していないと思うので、それを活用することすらイメージ出来ていないと思います。ただ、この時代そうも言ってられないので、まず顧客データをデータ化するというのがまず第一歩だと思います。
 (ムラヤマユウスケ)
SUGIMOTOさん ご回答いただきありがとうございます。 1で回答していただいた内容の ”自社独自で保有している購買履歴や行動履歴、興味関心、部署などのマーケティングデータと外部のデータを組み合わせて蓄積・管理をするプラットフォーム” でお間違いございません。足らない部分に活用するといった視点は重要で、「この情報がわかればさらに業務を改善できるのに!」ということを部分的に埋めてくれるツールとなります。あくまでもツールとなりますので業務を 改善するのに役立つ道具にすぎず、導入すれば勝手に改善してくれるわけではなく、道具を扱う人のスキルによっても左右されるともいえます。 4.にて記載いただきました”まず顧客データをデータ化するというのがまず第一歩だと思います”が重要です。 データ化されていないと活用することも難しくなるので、現時点でお客様の情報が分散してしまっていたらデータ化にリソースを割くことがプライベートDMP活用の第一歩となります。