※回答一覧

 出題者   カテゴリ   作成日

ムラヤマユウスケ
うまくいくインハウス担当 2015-08-28 21:53:14
 問題   ヒント   回答数 
■Yahoo!検索SSL化への対応は?

Yahoo!検索の検索結果が2015年8月18日より段階的にSSL化されています。
ユーザーがどんな検索キーワードでページに辿り着いたのかが見えなくなります。

そこでウェブ担当者であるみなさんは、現時点で何かやらないといけないことがあるのでしょうか?
また、今後考えておかなければならないことと感じていらっしゃることはどんなことでしょうか?
【ヒント】
ついに8月18日からYahoo!検索もSSL化、段階的に移行
http://webtan-tsushin.com/news/seo20150825
5

 

メンバーの回答一覧 お疲れ様でした!
※講師コメント詳細は冊子に掲載されています。

なるほど
票数
回答 講師コメント
0 ツチノコ
◆現時点で何かやること
GoogleのSSL化、またGoogleは将来SSL対応かどうかを検索順位決定アルゴリズムに組み込むかもしれない、という発表に加え、Yahoo!もSSL化ということで、WebサイトはSSLが当たり前、という方向により加速したのではないかと感じました。

現時点では、できるかぎりの範囲で、自社サイト全SSL可に向けて準備・計画を練ることが必要かなと思いました。


◆今後考えておくこと・感じたこと
検索結果に左右されない集客方法、ブランディング。

元々ニッチなビジネスを行っているため、扱っている商品での検索数はあまりありません。
おそらく、検索して探す、という発想に至りにくい商材なのだという分析です。

現在は、会社名での検索がほとんどです。
おそらく、雑誌や新聞等での取材記事や、友人知人からの口コミで会社のことを知り、会社名で検索してくるのだと思います。

会社全体で意識して築き上げ来たブランディングによって、現在の集客力があるのだと思います。
どうやったらこのブランド力を最大限にアピールすることができるのか?いかにたくさんの人に知ってもらうことができるのか?ということを中心に戦略を考えているところです。

検索して知ってもらうではなく、会社のことを知ってから検索してもらう、という考え方から、今のところ、コンテンツマーケティングでユーザーに役立つ情報を発信することで、認知を広め、信頼を獲得していく、ということを考えています。

また、商品・サービスのクオリティが伴ってこその戦略ですので、ブランディングを意識した会社の取り組みは今後も大事にしていきます。
(この部分において、会社全体の意思統一ができているのは自社の強みだと思います)
 (ムラヤマユウスケ)
ツチノコさん 回答ありがとうございます。自社のサービスにおける検索の立ち位置から、現在の戦略まで整理された素晴らしい回答かと思います。 現時点で何かやることに対してですが、一応Googleはランキングアルゴリズムの1つに「サイトがSSL対応しているか」は組み込まれているとリリースしています。しかし、現状においてはその指標による影響は軽微なものでしかないと考えられています。 SSLと非SSLのサイトはURLが同じに見えても別サイトとして扱われます。そのため、非SSLサイトからSSL化されたサイトに変更する際は、URL単位で301リダイレクトを行うのが必須となります。301に限らずリダイレクト設定はミスも多いため、慎重におこなわなければいけません。ですので、SEOのためにSSL化するというよりかは、サイトをリニューアルするのでURLが変更となる際や、新しくサイトを立ち上げる際はSSL化したサイトを構成するといった認識でいることがよいでしょう。 ブランディングが成功し、指名検索が多いのであればコンテンツマーケは相性がよいといえます。取り扱っているサービス名や商品名を想起することができていないけど、それを必要としている潜在ユーザーが、どのような検索を行うことでそのサービスを知ることができるかを念頭にコンテンツを展開していくと、将来的にコンテンツが資産になっていくと思います。

0 yukko
Yahoo!検索の検索結果が2015年8月18日より段階的にSSL化されています。
ユーザーがどんな検索キーワードでページに辿り着いたのかが見えなくなります。
そこでウェブ担当者であるみなさんは、現時点で何かやらないといけないことがあるのでしょうか?
また、今後考えておかなければならないことと感じていらっしゃることはどんなことでしょうか?

■今後考えておかなければならないことと
・キーワードを予測するためにLPを用意しておく。
・サーチコンソールを利用する

■今後感じていること
キーワードが見れなくなることでユーザー動向がわかりづらくなってしまうかもしれませんが、キーワードに依存しない顧客との繋がりを密に取ることも必要かと思いますし、検索せずとも自社を知ってもらうために広報活動などを強化して認知度をUPする取り組みも必要かと感じています。
 (ムラヤマユウスケ)
yukkoさん 回答ありがとうございます。 今後考えておかなければならないこととして、LPを用意しておくと回答いただきましたが、こちらは広告用のLPでしょうか。それともサイト内に展開するコンテンツを指していますでしょうか。 後者であれば検索ニーズを確認した上でコンテンツを作成する必要があるので、キーワードを予測するのはコンテンツを作成する前となります。前者であれば、広告費が許される範囲で広告を出稿することで広告経由のキーワードは計測することができますので、手としては無くはないですがキーワードのためにやるというよりかは、サイトの目標を達成するための広告であってほしくあります。Search Consoleを利用するというのはよいですね。 検索せずとも自社を知ってもらうための広報活動はよいですね。検索は大きな集客手段の1つですが、それに依存しない状況づくりも重要だと思います。

0 丸田
■現時点でやること
(1)現状とれるキーワードを取得する
・GSCと連携させてキーワードを取得する(調べたところでは精度は粗いようですが、ないよりはよいので)
・サイト内検索を導入する
(2)ネット広告をより理解し活用できるようになる

■今後の課題
(1)検索、広告以外の集客チャネルを戦略的・計画的に開拓する
・「広告」から「広報」への展開
・リアルへの展開(店舗や営業スタッフ)
(2)顧客との接点での接客強化
・接客業のスタッフを採用するなど

個人的にはやはり人間を理解することが遠いようで近道なのではないかと思います。
(社会学、心理学、歴史など)
 (ムラヤマユウスケ)
丸田さん いつも回答ありがとうございます。 現状で行えることとして記載いただいた手段は、どれも有効な方法だと思います。サイト内検索は集客後のユーザー行動ではありますが、具体的なキーワードの使い方を見ることができるので面白いデータを計測できるかもしれませんね。 ネット広告として、検索連動型広告であれば広告経由のキーワードを取得することができるので、そのデータはCVしたキーワードを中心に重要なデータといえます。 人間を理解するというのは大きな視点ではありますが、サイトを利用して集客する上で大切な視点だと感じています。リアルでは人による接客が行えますが、ネット上ではサイトが接客してくれる立場になります。どのような人がどのようなことで困っているか、必要としているかを理解できないとサイト内容にも反映できないので、ユーザー理解はサイト運用を続けていく上で必要不可欠といえます。そのようなことを考慮すると、接客を行っていたスタッフを採用する、意見を聞くというのは非常に有効かもしれませんね。

0 kamino
・引き続きGoogleのサーチコンソールでキーワードを確認する
・GAの設定は様子をみる、どうすればよいのかわからないから・・・

その他考えておかなければいけないと思っていること
・会社や会社名自体を知っていただけるようにPRしていく
・検索キーワードではなく、ソーシャルなどで流入してもらえるような取り組みをする
・SEOや有料広告に頼りすぎない集客に力を入れる
 (ムラヤマユウスケ)
kaminoさん 回答ありがとうございます。 現状で行えることとしてSearch Consoleのデータは重要なデータですね。GAの設定に関しては、8月18日以降はSSL化したYahoo!検索からの流入はorganicではなくreferral扱いとなってしまっていましたが、9月の16日前後をさかいにorganicとして扱われるようにGoogleアナリティクス側で仕様変更されました。上記の期間において、一定数はreferral扱いとなっているのでレポート作成する際は注意して下さい。 検索に依存しない集客はよいですね。検索流入を軽視するわけではありませんが、その他の流入経路を確保しておくというのは非常に重要なのではないかと思います。

0 たけ
(1) そこでウェブ担当者であるみなさんは、現時点で何かやらないといけないことがあるのでしょうか?

現状ですぐにやれる事はなさそうです。GA側の設定が更新された際に、ビジネス要件から「こんな風に変わったらこんな風に対処しよう」といった形で、ざっくり対応を考えておくことくらいでしょうか…。

(2) また、今後考えておかなければならないことと感じていらっしゃることはどんなことでしょうか

これまではキーワード・流入元といった角度からユーザーを見る事が多かったですが、新しい分析手法・考え方もプラスで取り入れて取り入れて実践するチャンスなのかなと思っています。これは、『コンセプトダイアグラム』の清水さんが「サイト訪問後の行動でインテントを判断する方が精度も高いよね」と仰っていたのを拝見して、そう思いました。なので、いまは「ビジュアルウェブ解析(http://goo.gl/ns6jXF)」を改めて読み直しています。

解析だけでなく、他の分野でもそうですが、既存の枠組みが誰かに用意されたものだと、それが突然なくなってしまう可能性はゼロではありません。そうなっても大丈夫なように、枠組みに頼らずとも対処できる本質的な力・考え方を身につけたいなぁと、改めて思いました。その為には、日々受け取る情報を表面だけ受け取るのではなく「なぜそうなるのか」「なにが大事なポイントか」という、仕組みやからくりを、都度腹落ちさせたインプットを増やしていかなきゃなぁと思っています。
 (ムラヤマユウスケ)
たけさん 回答ありがとうございます。 現状ですぐにやれることはないという回答がよいですね。現在、運営しているサイトがYahoo!検索から取得できるキーワードをそれほど重要なデータ、もしくは活用することができないデータと把握されているのではないかと思います。Yahoo!検索のキーワードを活用されている方であれば、今回の変更はデメリットが多いかもしれませんが、現状においてさほど活用していないのであればデメリットは少ないですね。GAの設定におきましては、その認識でお間違いないです。 今後考えておかなければならないことは、記載いただいたとおりだと感じます。SEOはキーワードとして考えられてきましたが、元々はユーザーの行動においてどのように検索が使われ、その時にどのようなコンテンツがあるとユーザーにとって有益な検索体験になるのかを考えなければいけません。そのためには、サイトを利用するお客様のことをどれだけ理解することができるのかが、今後も重要になっていくのではないかと思います。