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松尾 茂起
SEO&Webプランニング担当 2013-12-24 15:49:42
 問題   ヒント   回答数 
■露出起点となるソーシャルメディアのチャネルづくり

TwitterやFacebookを使っている若いユーザーさんは、なぜTwitterやFacebookを使うのでしょう?彼らはビジネスのためにTwitterやFacebookを使っているのではありません。だとしたら、何を目的として使っているのでしょうか?
それを考えることが、コンテンツ型SEOの一歩となります。皆さんの回答をお聞かせください。
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メンバーの回答一覧 お疲れ様でした!
※講師コメント詳細は冊子に掲載されています。

なるほど
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回答 講師コメント
2 DMG
TwitterやFacebookを通じて、自分を知って欲しい。
つまり、承認欲求を満たしたい気持ちがあるから活用するのだと考えています。

・こんなことをした
・こんなことを知っている
・こんなものを食べた

こういったことを発言し、自分の存在を知ってもらいたい、
自分の発言したことに対してのアクションが欲しい!
と思っているのではないでしょうか?

ですので、コンテンツや企画を行う上で大事なことは
彼らに、「見付けてもらう」こと
その後、彼らに「呟いてもらう」ことだと考えています。

どんなユーザーならコンテンツを紹介してもらえるのか
彼らの承認欲求を満たせるコンテンツを作り続けることで
自然発生的に、リンクを獲得できるきっかけを作ることが可能になると考えます。
 (松尾 茂起)
まさにその通りですね。 承認欲求という名の「自己顕示欲」がソーシャルメディアには溢れています。 TwitterとFacebookとの大きな違いは「匿名性」か「実名制」かということ。例えば、Twitterは不特定手数に対して情報発信をできることから、Facebookに比べ、より自己顕示欲の強いユーザーが多いと思われます。

1 heroyuke
色々と考えてみましたが、結局のところ自分という存在を宣伝しているのでは?と思いました。

TwitterやFacebookは”繋がる”ということに関しては、ブログなど他の媒体よりも気軽にできるので、
自分の存在意義を実感するために誰かと繋がって何かを発信して、”いいね”や”フォロワー数”に一喜一憂する。

世の中から認めてもらいたい、驚かせたい、そんな想いから、バイト先に有名人がきたら何も考えずツイートしたり、犯罪行為を自慢することに繋がっているように思います。

もちろん純粋に情報収集のためにTwitterやFacebookを使う若者もいるかと思いますが、
そんな若者はきっとアウトプットする場所(評価される場所)を他に持っているのではないかと推測します。
 (松尾 茂起)
素晴らしい意見をありがとうございます。 「自分を宣伝したい」という欲求、まさにここがソーシャルメディアを使うユーザー心理の根幹ですね。 コンテンツの力でリンクを自然に集めるための「コンテンツ型SEO」を考えた際、実はこのユーザー心理が重要となります。 例えば、彼らが「宣伝したい」と思うコンテンツを考えた際、"彼ら自身をヒーローにするコンテンツ"などはシェアされやすいでしょう。 例えば、ジェネレータと呼ばれる診断系コンテンツがシェアされやすいのもそれが理由です。

1 kamino
TwitterやFacebookを使っている若いユーザーは、
・不特定多数の人と繋がっていたい
・自分のことを知ってほしい
・自分の考えを聞いてほしい
・ただの暇つぶし
あたりが目的なのかなと思います。
 (松尾 茂起)
「自分のことを知ってほしい」「自分の考えを聞いてほしい」、まさにこの心理こそがソーシャルメディアの根幹ですね。 その昔、イマヌエル・カントという哲学者は言いました。 「人間は文明が進めば進むほど俳優になっていく」と。 そして、現在、ソーシャルメディアというサービスやスマートフォンというツールを手に入れた人たちは、自分を表現したいという「自己顕示欲」が高まっているのだと思います。

0 monmo
情報の公開レベルはクローズだったり、オープンだったり、ツールによって様々だと思いますが、元にあるのは以下のような事かなと考えました。

・自分を知ってほしい、わかってほしいという欲求
・友達の事を知りたいという欲求
・SNSで得た情報が、友達との話題になるから
・お金をかけずに、友達や家族とコミュニケーションがとれるから
・就職活動のため
 (松尾 茂起)
とても良い回答です。 私はソーシャルメディアを使うユーザーの根幹には「自己顕示欲」があると考えていますが、お書きいただいた「お金をかけずに、友達や家族とコミュニケーションがとれるから」という部分に関しては、とても鋭い指摘だと思いました。

0 はちみつ
①自分のことを発信したい
誰かに聞いて欲しい、感情を共有してほしい、写真を見てほしい、自慢したいといった、自分に興味を持って欲しいという欲求を満たすため

②感動を伝えたい
驚くような体験をしたとき、その事実を拡散するため

③友人・知人とのコミュニケーションのため
相手のことをもっとよく知りたいという興味関心、滅多に会えない人などでも気軽に交流するためのツールとして

④新しい気付きを得るため
友人や知人が発信した内容から面白いことや有益な情報を得られることを期待している

⑤意見を求めている
不特定多数の第三者からの意見を得たいときに問いかける場とする。
全くの他人より、ある程度信頼できる人からの意見がほしい場合。

⑥暇つぶし
やり過ごしたい空き時間があるとき、常に更新され続けているtwitterやfacebookなら、更新されていない退屈感を覚えにくいため

⑦現実の自分とは違う自分を楽しむため
バーチャルリアリティを利用し、いつもとは違う自分になれる場所として

⑧共通の趣味を持つ人と交流するため
幅広く世界中の人と共通の趣味を楽しむ場として
 (松尾 茂起)
素晴らしい回答をありがとうございます。 どれも的を射ていると思います。 個人的には「1」の「自分のことを発信したい」というユーザーが非常に多いと思いますが、勿論、「2~8」までの心理で使っているユーザーもいます。 そういったユーザー心理を刺激するコンテンツをつくることで、リンクは自然に集まるようになるでしょう。

0 sugimoto
TwitterとFacebookでは、大きく利用目的が異なるのではないかと思います。

Twitterは、匿名での登録もありなので、知り合いに知られずに自分の趣味の情報やつながりを求めている場合や、単純に愚痴を投げかけてストレスを発散する場合が多いのではないかと思います。

逆にFacebookは本名登録をしている人が多いので、小学校や中学校、高校などでの同窓生探しや、公開できる趣味の仲間集めなどに使われているのが多そうです。
 (松尾 茂起)
良いご指摘ありがとうございます。 仰る通り、TwitterとFacebookを使うユーザー層は実は異なる、というのが当方の考えです。 両社には共通して「自己顕示欲を満たす場」という見え方がありますが、「匿名」か「実名」かという違いは非常に大きく。若い人がTwitterを好んで使うのは、やはりTwitterが持つ匿名性による世界の広がりに魅力を感じているからだと考えています。

0 丸田
自分の言いたいことを広めるため。
自分のやったことを記録するため。
他人(友人、知人)との交流のため。

いずれも自分を知ってもらいたいという欲求から来ているのではないかと思います。
 (松尾 茂起)
ありがとうございます。 自分の言いたいことを広める、それはまさに「自己顕示欲」ですね。 ユーザーの自己顕示欲を叶えてあげられるコンテンツがあれば、ユーザーは積極的にシェアしてくれます。そこを踏まえたコンテンツプランニングがこれからのSEOにおいても重要だと考えています。

0 YN
Twitterは、速報性、即時性を備えたメディアで、簡潔な情報がタイムリーに流れるため、団体や著名人らの発信する多様な情報やメッセージを大量に収集したり、またそれらを拡散したりすることに適しています。不特定多数の面識のない人々と繋がりやすいことから、人と人とのコミュニケーションというより、情報消費のツールとして利用しているユーザーが多いのではないでしょうか。

一方でFacebookは実名登録を求められることと、「友だち」同士のネットワークを基盤として成り立っていることから、知り合い同士が親交を深めたり、人脈を広げたりするための、人と人とのコミュニケーションのツールとして利用されている方が多いと思います。また、企業のファンページなどは、一過性ではなく、より踏み込んだ内容の情報の発信に適しており、フォロワーは、より詳細な情報を入手したり、企業を介して興味対象を共有できる友だちを見つけたりするといった目的で活用しているのではないでしょうか。
 (松尾 茂起)
ありがとうございます。 TwitterとFacebookを使うユーザーの多くは、情報取得のためのツールとして使っている一方で、自己顕示のためのツールとして使っているケースも多くみられますね。 例えば、自分が占いサービスなどで今日の運勢を占った際、その誰も興味がない情報をTwitterなどでシェアするという行為そのものが自己顕示欲の強さを表していますね。 若年層にはコミュニケーションを重要視するユーザーもいますが、どちらかいうと、自分の言うことをたくさんの人に聞いてもらいたいという願望が強そうです。