出題者 | カテゴリ | 作成日 |
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ウェブ制作担当 | 2013-11-30 21:24:32 |
問題 | ヒント | 回答数 |
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■既存サイトをHTML5で組み直すべきか?そもそもHTML5のメリットって何?
HTML5の仕様がだいぶ整備されてきました。 ところで、まだHTML5について詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか? そこで、以下質問にお答えください。 Q1.今後、XHTMLではなく、HTML5を活用するメリットは何だと思いますか? Q2.逆に、XHTMLではなく、HTML5を導入する時の注意点は何だと思いますか? Q3.既存サイトをHTML5で組み直すべきだと思いますか?もしくは新規追加ページはHTML5で組んだ方がよいと思いますか? |
HTML5とは?(田所淳氏のスライドシェアがわかりやすいので掲載します)
http://www.slideshare.net/tado/ii-html5-html5 |
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メンバーの回答一覧 お疲れ様でした!
※講師コメント詳細は冊子に掲載されています。
なるほど 票数 |
回答 | 講師コメント |
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0 | 丸田【回答】
Q1.これまでであれば別途プログラミングやシステム構築が必要だったことが、仕様の機能内でサポートされており、今までより簡単に実現できること Q2.ホームページの延長線としてなめてかからないこと。別物だと思って取り組むこと。 既存ユーザのリテラシーに配慮し、置いてけぼりにしないこと。 Q3HTML5で組むこと自体にはメリットはないと思うので、すばらしく便利になるとか、でもなければ、リニューアルのタイミングで見直せばいいのではないかと思います。 |
なし (赤間 公太郎) HTML5は、基本的には1行目のDOCTYPE部分に専用の宣言を記述すれば「HTML5」として動作します。しかしこれでは単に表層だけのHTML5であり、せめて構造をしっかり意味する要素を使用しなければ、あまりメリットはありません。 そういった意味では、これまでのHTMLとは別ものですので、しっかりとHTML5の知識を頭に入れつつ、制作にのぞまないといけませんね。 |
0 | monmoQ1.今後、XHTMLではなく、HTML5を活用するメリットは何だと思いますか?
・これまではプログラムを書いたり、外部プラグインでしかできなかったことが実現できること。 ・HTMLソースがすっきりすること。 ・SEO的に良いこと。 Q2.逆に、XHTMLではなく、HTML5を導入する時の注意点は何だと思いますか? ・未対応のブラウザを使っているユーザーがまだいること。 ・今後仕様が変わる可能性もあるので、本当にその技術を使う必要があるのかをきちんと判断する事。 Q3.既存サイトをHTML5で組み直すべきだと思いますか?もしくは新規追加ページはHTML5で組んだ方がよいと思いますか? 既存サイトのリニューアルなどの規模の大きな改修タイミングで組みなおすのがよいのではないかと思います。 改修規模にもよりますが、「構造をHTML5で組みなおす」という目的だけで取り組むのは予算がもったいないなと思いました。 新規追加ページは、検証することも含めHTML5で組んだほうが良いと思います。 まだ来年4月以降もWinXPでIE8や9をまだ使うユーザーがいる(特に法人では)のではないかなと思うので、 javascriptを読み込んで旧バージョンにも適応させて対応します。 |
金 (赤間 公太郎) monmoさんの回答、全体的に的を射ていますね。HTML5にすることにより、これまではdivだらけだったブロックが、新要素(navやmainなど)の登場により、より短くそしてセマンティック(意味を持たせる)な構造とすることができます。 セマンティックになった結果、SEOにも貢献する体質となるということですね。 HTML5導入で気をつけるべきことは、やはり古いIE。10、11であればほぼ問題ありませんが、9以下のバージョンで正しく読ませるにはJavaScriptなどで対応する必要があります。 単に「構造をHTML5で組みなおす」だと、おっしゃる通り、予算消費と効果のバランスが難しいかもしれません。Webサイトは“最新技術に対応”だけが全てではないので、ビジネス的な意味合いも含めた採用を考えたいものです。 |
0 | kaminoQ1
HTML5を活用するメリットは、明確に文書構造が伝えられるようになるからだと思います。 Q2 お客様の中にはまだまだ古いブラウザを使っている方もいらっしゃいますので、 使用する場所は検討しておかないと、注文が出来ないなどの問題が起こると思います。 Q3 新規のページはできるだけHTML5で組んだ方がよいとは思っています。 お客様の状況も確認しつつですが、時代に合わせてある程度対応していった方が良いと思うからです。 |
銀 (赤間 公太郎) HTML5導入において、一番考えるべき所はIE9以下の対応ですよね。 html5shiv(https://code.google.com/p/html5shiv/)などのライブラリを活用することにより、カンタンにIE対応はできます。 しかしながら、現在のWebサイトは、jQueryをはじめとする、ほかのライブラリやプラグインを多用するケースがほとんどです。こういったものには相性があり、干渉してしまい意図しない挙動や表示になることも考えられます。 表示テストを入念にし、どの環境でも問題なく見られるように配慮しましょう。 |
0 | sugimotoQ1.今後、XHTMLではなく、HTML5を活用するメリットは何だと思いますか?
⇒スマートフォンなどマルチデバイスであまり差異なく見られること。アプリへの移管がしやすい。W3CがHTML5を推奨していることなど。 Q2.逆に、XHTMLではなく、HTML5を導入する時の注意点は何だと思いますか? ⇒仕様が急に変更になる場合がある。 Q3.既存サイトをHTML5で組み直すべきだと思いますか?もしくは新規追加ページはHTML5で組んだ方がよいと思いますか? ⇒すぐに直すべきだとは思いません。リニューアルのタイミングで良いと思います。ただ、FLASHなどを使っている箇所があるなら、HTML5化しても良いでしょう。 新規ページはHTML5で作ったほうが良いでしょう。 |
銅 (赤間 公太郎) HTML5とCSS3は、ブラウザ環境に左右されないスマートフォンでこそ、その真価が発揮されます。 アニメーションにしても、従来の技術であるFlashはiOSならびにAndroidのサポートがなくなり、それに代わる手段として、video要素などが用いられます。 IEなどの一部のPCブラウザでは未対応であったり、どの環境にも対応できる万能なものではありませんが、今後、Webブラウザのサポートはどんどん良くなっていくはずですので、利用される機会も増えてくるでしょう。 既存サイトにおける追加ページは、そのサイトで主に使用しているHTMLのバージョンに合わせ、 新規サイトではHTML5を採用すると良いかと考えます。HTML5にするメリットの有無というより、あえてXHTMLなどで作成するメリットがあまり感じられない、というのが理由です。 |