出題者 | カテゴリ | 作成日 |
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デザイン担当 | 2013-01-07 11:08:17 |
問題 | ヒント | 回答数 |
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クライアント(上司)がデザインのこだわりが強いが、今ひとつヒアリング出来ず、デザイン修正が多い。
クライアントの希望をどのように引き出せば修正の少ないデザインで進められるか? |
実際にこころがけていること(ヒアリング時にはメモをとっている)などを記載してみてください。特に失敗した時を思い出して、どうすれば良かったを考えてみても面白いと思います。 | 11 |
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※講師コメント詳細は冊子に掲載されています。
なるほど 票数 |
回答 | 講師コメント |
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2 | HIGUCHI実デザインに入る前にイメージのすりあわせをしておくことを重要視しています。
ヒアリング段階で、共通認識を持ちながら話を進める。 ●簡単なラフ画を描いて見せながら進め、言葉だけでなくイメージも共有しておく。 ●ポイントとなる言葉をメモに残す。 ●イメージに近いサイトや画像・映像などがあれば教えてもらう。 ヒアリング後、なるべく早い段階でラフイメージを作成し、ポイントなども明記したものを提出して確認してもらう。 この時点で修正があれば聞いて、方向性を統一する。 それから本デザインに入る、というような流れで進めています。 なかなかデザインのイメージを明確に言葉で伝えるのは難しいため、なるべく図などで視覚的に共有すること、早い時点ですりあわせをすることを努めています。 また、「デザイン」にも色々ありますが、ナビゲーションやコンテンツの配置など構成要素に関わるものは、別個箇条書きでもいいので列挙して、漏れがないかを確認した方がスムーズです。これは、デザイナー側ではなく、システム側でヒアリングや設計したものを共有する、などの形でも良いと思います。 今回の問題に沿うかどうかはわかりませんが、修正依頼が来たときにデザイナーとして反論することも本来は大事だと思います。「これはココで聞いたコンセプトを反映しています。(本当に削って良いですか?)」「これを入れるとこちらと矛盾が出ます(本当に良いですか?)」「こういう目的のバナーなのですからこの要素は必ず入れないといけないと思います(本当に削って良いですか?)」といった具合です。関係性にも左右されるので難しいところですが、「入れたり消したりまた戻したり」という修正を少しでも減らすためには、必要かと思います。 |
金 (中塚 玲央) 具体的かつ、今回のポイントである「なるべく早く提出」点を回答いただいたので、金とさせていただきました。 |
1 | 丸田私はデザイナーではなくディレクターという立場ですが、
「モノ」と「コト」の両面からヒアリングしていくようにしています。 そうすることによって、デザインの判断基準になる情報が増えますので、 それらをデザイナーに伝え、ふくらませてもらうことが可能になります。 気をつけているポイントは、「デザイン以外の話をたくさん聞くこと」です。 (ヒアリングした結果は書面でまとめておいて自分で見返したりします) 具体的には ・そのサイトで何をしたいのか?(目的、ターゲットユーザ) ・なぜそれをしたいのか?(理由、背景) ・ベンチマークしているサイトは?(現在のライバル) ・理想に近いサイトは?(将来的な理想像、目標) 情報を多面から大量に引き出せるかどうかがポイントだと思っていますので、 ヒアリング以外でも相手についての基礎情報(業界、会社、相手、ライバルなど)を できるだけインプットすることを心がけています。 【質問】 私は感覚よりも論理で詰めていくタイプなので、 感情や感覚で説明されるいわゆる「長嶋監督タイプ」が苦手なのですが、 こうした相手の意図を引き出すコツみたいなものがありましたら、 アドバイスいただけるとうれしいです。 |
注目 (中塚 玲央) 「デザイン以外の話をたくさん聞くこと」という点は特に注目ですね。中小企業の場合、良いデザインにすることも大事ですが、それ以外の部分が重要になってきます。 「長嶋監督タイプ」非常によくわかります。こちらについてはお届けする冊子にて詳しくコメントさせていただきます。 |
1 | Wakiyamaずばりサイトのコンセプトを明確化することだと思います。
サイトのデザインというのはコンセプトに直結する部分だと思ってます。 具体的には以下3点を意識します。 ・ターゲットとなるユーザはどのようなユーザか。 ・そのターゲットにサイト内をどのように経由して、コンバージョンするのか。 ・競合サイトとは違う強みは何か。(その強みを活かすデザインになっているのか。) ここの意識にズレがなければ、何度もやり直しされるような結果にならないかと思います。 |
なし (中塚 玲央) コンセプトや目的を視覚化したものがデザインなので、まさにその通りですね。 |
1 | なべ■クライアントの希望をどのように引き出すか
私は同業他社のサイトの画面キャプチャを数十枚持っていきます。 そこから相手の「こういうのは好き」「こういうのはうちに合わない」というのをヒアリングします。 クライアント=自分=デザイナー の三者が 早い段階で同じものをイメージすることが大切かと思っています。 ※ 希望を引き出せた=修正が少ない?? 希望を引き出せれば修正が少ないか というと、難しいな と思います。 クライアントが意識しているしていないに関わらず “希望”がころころ変わるということは結構あります。 修正少なくデザイン進めるためにはどうしたらいいか?っていうのは クライアントの希望を叶えるだけでなく クライアントをどう納得させるか ってことを考える必要があるのかなと思っています。 クライアントをどう納得させているのかというのは みなさんが普段どのようにしているのか訊いてみたいです。 ※ |
なし (中塚 玲央) キャプチャなど具体的なもの、視覚で捉えられるものを目に見える形で提出することは、非常に有効ですね。 |
1 | kaminoクライアントの話からイメージに近いサイトや雑誌などを探し、クライアントに見せ、イメージを共有しておきます。
といっても100%同じ気持ちになることは不可能なので、実装開始後は3分の1ぐらいの段階で見せ、方向性がズレていないかを確認しながら進めます。 ほぼデザインを起こしてしまってからダメ出しをされると、お互いモチベーションが下がるので、始めの段階で思いがズレていないかを確認できれば、後々の修正は少なくて済むと経験しています。 |
なし (中塚 玲央) 見せることは重要ですね。イメージの確認なので雑誌なども効果的ですね。 |
0 | SUGIMOTOそういったクライアントの場合に心がけていることは、
まず、デザインへのこだわりを更に細分化して、例えば、色へのこだわりなのか、技術へのこだわりなのか、見やすさなのか…云々をヒアリングして把握しています。 他にも、クライアントの本心を探るために、発した言葉を自分が一回飲み込んで咀嚼し、別の表現に言い換えて、確認するという方法もとっています。 あと、ヒアリングする時には、俯瞰で聞くというのも重要かなと思います。 一番大事なポイントをまずヒアリングの最初の段階で掴むのが大切です。 要は、クライアントの気持ちになりきって、なぜそういった言葉を発したのか?を理解できるように努めるということだと思います。 最後は、クライアントの言葉全部を理解しても消費者にとって良いサイトになるとは限らないので、そのクライアントの言葉を理解した上で、ウェブマーケティングを考えて、クライアントの思ってるデザインよりも120%のプロのクリエイティブを見せつける気持ちで取り組んでいます。 |
銀 (中塚 玲央) 仕事を進める上で、要望者の判断基準を確認することはとても大切ですね。さらに、120%かるという姿勢が素晴らしく、銀とさせていただきました。 |
0 | monmoだいたい、以下①~③の流れで進めています。
①競合サイトのサンプルを用意して、どのイメージが近いか?どこがいいと思うか?というのをヒアリングします。 ②「誰が、何をするためのサイトか?」というのを定義して、クライアント(上司)と共有し、同じ認識を持つことを目的にヒアリングします。 その際、自分でもユーザー像を語れるくらいには作っておかないと、言われたことを書くだけになってしまうので、0から作るのではなく「イメージを調整する」というつもりで取組むようにしています。 また、相手によっては事前説明も必要かなと思います。 「このサイトを使ってもらうためには、まず、使う人であるユーザーを知る必要がある」「普通のコミュニケーションでも、まずは相手を知ってからのほうが、聞いて貰いたい話を組み立て易いですよね。」とか。。 ③「①」でクライアント(上司)がイメージしていたものと、「②」の結果考えられるデザインが合致しているかをクライアント(上司)と確認する。合致していない場合は、デザイン提案をする。 |
銅 (中塚 玲央) 「イメージの調整」という感覚は素晴らしいと思いました。本題に入る前の事前確認もとても大事ですね。 |
0 | chobita参考サイトなどをいくつか用意し、テイストの好みなどを伺う事、考え方や趣味などの話もしてみて、潜在的な部分を掘り下げてヒアリングを行う。
デザインイメージがはっきりしていないクライアントの場合、何度も立ち戻る事が考えられるため、面倒だが細かい点まで常にFIXポイントをはっきりさせる(意識してもらう)事も必要だと思います。 |
なし (中塚 玲央) 本業でない方は、なかなかイメージがはっきりしないことが多いですね。面倒な部分もあるかと思いますが、随時確認することはとても大切なことだと思います。 |
0 | DMG・クライアント(or 上司)に目の前でデザイン確認を行ってもらう。
⇒メールや電話で行うと詳細が伝えづらいし、伝わってこない場合があるため。 ・デザインパターンを幾つか出して、配色や大まかなデザインを先に決めてもらう。 ⇒大から小へと詰めていくイメージ。 |
なし (中塚 玲央) 「大から小へ」という流れは、素晴らしいです。やはり、まずは大枠を決めることが優先ですね。 |
0 | HAJIMEヒアリングで聞いたデザインイメージをもとに【デザインまとめサイト】からイメージに合いそうなサイトを何点かピックアップし、ズレがないか見てもらっています。 | なし (中塚 玲央) 「デザインまとめサイト」はとても活用できますね。こういうツールもうまく利用して、リソースを効率的に使うことも、とても大事ですね。 |
0 | Kaeru同業他社のデザイン例をいくつか提示し、どれがイメージに近いかをきく。(それでもやはり細かい訂正は入りますが…) | なし (中塚 玲央) 具体的なイメージを見せて判断してもらうことは、判断する側にとってもありがたいことなので、一度でわからなくても、随時行うことが大事ですね。 |