出題者 | カテゴリ | 作成日 |
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Web戦略&スキル担当 | 2014-06-01 13:49:58 |
問題 | ヒント | 回答数 |
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■どんな商品が売れる?
5/24に行われた「売れるサイトの演出」というセミナーでは、こんな質問がありました。 「売れない商品は、やはり売れないですか?」 講師の答えは「付加価値つけて、ストーリーで伝える」というものでした。※本収録はメンバーズサイトに8月頃アップされますのでお楽しみに。 天津甘栗に付加価値をつけて売っている人もいるそうですし、天使のパンとしてテレビにも出ている宇佐美さんも有名ですね。 ▼12年待ちの行列 天使のパン http://gateaudange.com 確かに上記のような付加価値はぜひ考えていきたいところですが、そもそもの問題として、製品の販売には商圏(マーケット)というものが存在します。 付加価値をつけて新しいマーケットを創造することは重要ですが、そもそもマーケットとは何でしょうか? そこで、今回はマーケットについて一度考えてみましょう。 あなたの業界(答えたくない人は歯科業界)とゴルフ業界について、以下の観点で比較してみてください。 ※あなたの業界と比較する場合は、簡単に業界を教えてください(不動産業界など) ・マーケットの大きさはどちらが大きいか?なぜそう思ったか? ・マーケットの熱意はどちらが高いか?(ユーザーの悩みの深さや、依存するほど熱心かどうか。どのくらいお金を使うか)なぜそう思ったか? ・競合サイトの多さはどちらが多いか?なぜそう思ったか。 |
商圏などを含めどう考えるかで、答えがあるようで、無いようなものです。
初級者問題ですので、ぜひ気楽に考えてみてください。 |
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メンバーの回答一覧 お疲れ様でした!
※講師コメント詳細は冊子に掲載されています。
なるほど 票数 |
回答 | 講師コメント |
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0 | SUGIMOTO歯科業界とゴルフ業界について考えます。
・マーケットの大きさはどちらが大きいか?なぜそう思ったか? 歯科業界のほうが大きいと思います。 理由は、対象者が多いことと、歯科の業務範囲が広いこと。 医療ということで一人あたりの生涯コストもゴルフより高いと思います。 ・マーケットの熱意はどちらが高いか?(ユーザーの悩みの深さや、依存するほど熱心かどうか。どのくらいお金を使うか)なぜそう思ったか? 拘る人はゴルフの方が熱意が高いと思います。使うお金も多いでしょう。 ・競合サイトの多さはどちらが多いか?なぜそう思ったか。 歯科業界のサイトは、歯科医院、薬、歯ブラシや歯磨き粉も対象と考えれば、断然こちらのほうが多いと思います。 ゴルフ業界は、ゴルフ場、ゴルフメーカー、ゴルフウェア、ゴルフ雑誌、ゴルフ情報サイト、くらいしかないと思います。 |
銅 (事務局) 歯科業界が大きいという気付きはあっていますね。こだわる人はという前提をおいて熱意がゴルフの方が高いという指摘もよいと思います。 |
0 | ゆういち●マーケットの大きさはどちらが大きいか?なぜそう思ったか?
●マーケットの熱意はどちらが高いか? 歯科業界とゴルフ業界で比較させていただきます。 まず、マーケットの大きさはゴルフ業界です。 ゴルフ業界と一言で言ったとしても、 分解してみると以下のように幅広い業界に渡っていると考えます。 今回の前提がゴルフ業界というのが以下のうち、どれを指すのか分からないため、 全てを含んだ前提で考えさせていただきます。 ※他もあると思いますが、思い当たったものとしてご容赦ください。 ・ゴルフ場を運営する会社 ・ゴルフレッスンをするスクール運用会社 ・練習をするための打ちっ放し練習場 ・ゴルフのクラブなどやボールなどをつくるスポーツメーカー ・ホールを回るときに着用するウェアを扱う衣類メーカー ・プレイ中着用するサングラスメーカー ・つくったものを販売する小売量販店 ・ゴルフのグッズや雑誌、書籍をつくる会社 歯科業界であれば、どうでしょうか。 ・歯科医療機器 ・医療用衣服メーカー 他にもたくさんありそうですが、思いつきません・・・すみません。 では利用頻度についてはどうでしょうか? ゴルフは趣味、歯医者は医療ですので、 歯が悪くなったら行かなくては行けないと考えるでしょう。 ですが、どちらもお役所のような必ず行かなくてはいけないものではないので、 ユーザーの意思によるものだと思います。 ともかく様々な業界に行き渡っていること、 また趣味とはいえ、企業のゴルフコンペや接待と仕事でも使っている程ですし、 その際には道具やうまくなるための練習やレッスンなど、 医療で使う費用と比較にならないのではないでしょうか。 ●競合サイトの多さはどちらが多いか?なぜそう思ったか。 競合サイトについてですが、エリアなども絞れないと何とも言えないのですが、 以下施設数より全体数は歯医者の方が多いと思います。 ・日本全国のゴルフ場数→約2,400件(じゃらんゴルフから) ・日本全国の歯科診療所数→68,156施設(平成23年10月1日現在/日本歯科医師会HPより) |
銅 (事務局) 業界とひとくくりで考えず、細かく分解していく視点がいいですね。今回の出題はおっしゃるように前提をどう考えるかで市場規模や熱意がかわってくることを感じてもらう出題でした。そこで最後の競合サイトについても、ある視点をもって検討した方が面白かったと思います。ゴルフ店なども考えられますからね。 |
0 | りきまる条件:歯科業界とゴルフ業界の観点で比較
・マーケットの大きさはどちらが大きいか?なぜそう思ったか? 歯科業界が大きいと感じます。 理由として、ゴルフ業界は趣味、スポーツとして行う人が対象となってマーケットが絞られるのに対し、 歯科業界は生活の上で必要になってくる要素であり老若男女が対象となっておりマーケットが大きいと感じたため。 ・マーケットの熱意はどちらが高いか?なぜそう思ったか? ゴルフ業界が熱意が高いと感じます。 理由として、ゴルフ業界が嗜好性の高い要素があるため。 ・競合サイトの多さはどちらが多いか?なぜそう思ったか。 歯科業界が多いと感じます。 理由として、歯科医院の数がコンビニより多くなっており、1医院に対して2つ3つとサイトを運用しているのが当たり前になっていると感じるから。ただ、歯科医院に関していえば商圏エリアが限定されてしまうため、その商圏内での医院数によっても大きく異なるのかなとも感じました。 |
銅 (事務局) ある視点(業界全体)を前提とした考察がよいですね。歯科医院に関しての競合は、おっしゃるように商圏によって全然違うはずです。熱意に関しては前提を明確にすることでもう少し掘り下げれたかも知れません。例えばゴルフをうまくなりたいという熱意と、虫歯になりたくないという熱意など。 |
0 | YN市場規模は、人数では歯科業界、金額ではゴルフ業界が大きいのではないかと思います。
歯科業界については、虫歯の場合、痛みを伴うため、ほぼ全員が歯科に通うと考えられますが、かかる費用はそれほど高額ではありません。一方で、矯正歯科、審美歯科などでは各患者が費やす額は高額です。歯科業界の有効市場は8000万人以上ではないかと考えられます。(三人に二人以上が利用) ゴルフ業界については、有効市場が1000万人程度と考えられます。歯科業界と比較すると人数は少ないものの、可処分所得の多いセグメントの愛好者が多く、一人当たりの年間コスト平均は高いと考えられます。また、歯科の治療が(一般的に)一過性のものであるのに対し、ゴルフを趣味とする層は、数年にわたり継続的に費用を費やすことを考えると、市場全体での年間消費額はゴルフ市場の方が大きいのではないかと思います。 (なお、ゴルフ業界については、若い世代が減少してきていることから、市場規模も縮小傾向にあるのではないかと思われます。) 競合サイトについては、「ゴルフ」「歯科医」のそれぞれのキーワードで検索をすると、「ゴルフ」の方が多く検出されはしますが、歯科医が自身の医院のサイトを持つことはごく一般的なため、歯科業界の方が商用サイト(宣伝用サイト)の絶対数は多いのではないかと思います。 |
銀 (事務局) 市場規模、熱意に関する考察はとても良いと思います。競合サイトの問題は、もう少し自分の視点をどこにおくかで明確化できたかと思います。今回の問題のポイントは「視点」です。 |
0 | yukko■業界:アパレル業界
・マーケットの大きさはどちらが大きいか?なぜそう思ったか? アパレル業界の中でもキングサイズに特化した業界ですので、マーケットとしては対象になる人が日本の人口の約3%に限定されてしまうことから、ゴルフ業界の方が大きいと思います。 ・マーケットの熱意はどちらが高いか?(ユーザーの悩みの深さや、依存するほど熱心かどうか。どのくらいお金を使うか)なぜそう思ったか? 熱意に関してはゴルフ業界の方が高いと思います。キングサイズの業界はどちらかというとネガティブな悩みや依存が多いです。(例えば着る服がないから着れるものを必死で探さなくてはいけない) 反対にゴルフ業界は基本的に好きな人がやるというマーケットですので、自分を高めるために投資をポジティブに行えると思います。 ・競合サイトの多さはどちらが多いか?なぜそう思ったか。 万人向けのマーケットであるゴルフ業界の方が競合が多いと感じます。キングサイズ業界はニッチな市場ですので手を出しにくい部分があると思います。 |
銅 (事務局) 特定業界をメインで考えているだけに、比較視点がより具体的だと思います。競合サイトもその通りだと思いますが、どの視点での競合サイトか?の前提まで踏み込んでもよかったと思います。 |
0 | kamino歯科業界とゴルフ業界について
・マーケットの大きさはどちらが大きいか?なぜそう思ったか? 歯科業界の方が対象とする年齢幅が広いので、歯科業界のほうが大きいと思いました。 歯が生えてから死ぬまでと考えると長いと思います。 ・マーケットの熱意はどちらが高いか?なぜそう思ったか? ゴルフ好きの熱意は高いようには思いますが、歯は毎日の生活に関わることなので、 長い目でみればマーケットの熱意は歯科業界のほうが高いのかなと思いました。 個人的にはどちらにも高い熱意はありませんが、子を持つ親なら子供の歯にはお金をかけるようにも思いました。 ・競合サイトの多さはどちらが多いか?なぜそう思ったか。 歯医者さんの数だけサイトもあると思いますので、歯科業界のほうが競合サイトは多いと思いました。 |
注目 (事務局) >子を持つ親なら子供の歯にはお金をかけるようにも思いました。 この気付きが面白いですね。本人だけではなく、親がお金が出すという視点。視点が具体的なほど気付きは大きくなりますね。 |
0 | 丸田■回答
・マーケットの大きさはどちらが大きいか?なぜそう思ったか? 「Googleトレンド」の調査結果 「歯科」より「ゴルフ」のほうが多い(約2倍) 「キーワードウォッチャー」の調査結果 「歯科」:歯科(病院の検索)、求人(歯科技工士)、大学 上位100位で約24万のリクエスト 「ゴルフ」:大会、買い物(ショップ)、ゴルフ場(予約) 上位100位で約200万のリクエスト データから言えばゴルフのほうがマーケットとしては大きいと言えます。 ゴルフには、やる人、みる人、教える人、彼らを顧客にして商売をする人、がいて、それぞれの人たちにとって必要な情報(コンテンツ)や道具は異なると考えます。このことがマーケットのすそ野を広げていると思います。 歯科も日本国民全員がマーケットになるはずですが、検索数からみると明らかに差がありました。検索数の差がマーケットの規模、といっていいと思います。 ・マーケットの熱意はどちらが高いか?(ユーザーの悩みの深さや、依存するほど熱心かどうか。どのくらいお金を使うか)なぜそう思ったか? ゴルフのほうが高いと考えます。 ゴルフの場合、うまくなりたい(悩み)、面白い、楽しい、に対していろんな情報(コンテンツ)が発生します。そしてそのコンテンツは日々生み出すことができるものです。 悩みの深さという点では、歯科が勝るのではないかと思います(健康でありたい、美しくなりたいという欲求)。美容歯科の領域では顧客単価も高くなりますが、それだけの金額を歯に投資する人(できる人)は限られます。 ・競合サイトの多さはどちらが多いか?なぜそう思ったか。 ゴルフのほうがマーケットに住む事業者の数が多いので、競合も多くなると考えます。 ただ、歯科が楽かというとそうでもないと思います。理由は、現在歯科医は飽和状態で、生き残り競争が激化していると聞くからです。 薬事法の規制などでコンテンツで差別化できる余地が少ない分、歯科医のほうが局地的な競争が激しいと言えるかもしれません。 以上です。 |
銀 (事務局) インターネットで勝負するという前提で、ゴルフの方が面白いという考えはとても良いと思います。悩みを一歩踏み込んで感情まで推測している点もとても良いです。 |
0 | まーくん・マーケットの大きさはどちらが大きいか?なぜそう思ったか?
私はweb業界に居るのですが、マーケットはweb業界の方が大きいと思います。 Eコマース、ソーシャルメディア、アプリ開発、web制作など幅広いマーケットがあるのに対して ゴルフ業界は商品販売、ゴルフ場運営などマーケットが狭いと思います。 ・マーケットの熱意はどちらが高いか?(ユーザーの悩みの深さや、依存するほど熱心かどうか。どのくらいお金を使うか)なぜそう思ったか? マーケットが狭く、プレーに費用がかかる事などを考えるとゴルフ業界の方の方がユーザーの熱意が高いと思います。クラブを揃えたりコースを回るだけでも数万~数十万(クラブで高いものでは100万以上?)はかかると思いますし、その分悩みや依存度も高いと思います。 ・マーケットが広い分web業界の方が競合が多いと思います。 |
なし (事務局) 熱意に関しては、金額だけでなく、もうちょっと感情に寄り添って考えてみたいですね。例えばゴルフでは「勝ちたい!」という熱意が大きかったりするなどです。 |
0 | gabber1090私の業界は印刷業界として回答します。
========== ・マーケットの大きさはどちらが大きいか?なぜそう思ったか? ========== 業界としては印刷業界の方が大きいと思います。ゴルフ業界の印象としては物販や会費などを 中心としたB2Cビジネスが多く、印刷業界はほとんどがB2Bのビジネスが主であり1取引あたりの 単価に違いがあると考えたためです。 ========== ・マーケットの熱意はどちらが高いか?(ユーザーの悩みの深さや、依存するほど熱心かどうか。どのくらいお金を使うか)なぜそう思ったか? ========== ビジネスの方向性がB2Cであるほう(ゴルフ業界)が熱量は高そうに思います。印刷業界が 旧態依然としていたり、(技術の進歩や外部環境の変化で)変革を強いられている業界だからこそ 熱量が高く無いとホントはいけないのですが… ========== ・競合サイトの多さはどちらが多いか?なぜそう思ったか。 ========== 両業界の物販(ECサイト)に限れば、ゴルフ業界の方が競合は多いと思います。 なぜなら事業者数がゴルフグッズを扱っているEC事業者よりも、印刷通販を事業 としている方が実店舗数的に少ない=ECサイトも少ないからです。 それにしても商品を売るためのストーリー、とっても大事ですよね。 先日のセミナー行けなくてホントに残念です…TT |
なし (事務局) 比較が具体的でいいですね。惜しいのは熱意のところで、御自身目線で憂いてしまっていることです。ここはゴルフと同様顧客目線でなくてはいけません。顧客は印刷に関して熱い思いをもっているか?という点を考えて見られると、より面白かったと思います。 |