出題者 | カテゴリ | 作成日 |
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うまくいくインハウス担当 | 2014-03-27 18:57:30 |
問題 | ヒント | 回答数 |
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■ECサイトで販売が終了した商品ページはどのように処理するのが適切?
先日、Google社のMatt Cutts氏より、在庫切れ、発売終了した商品やサービスのページに対するGoogle推奨の処理方法が紹介されました。下記には、世界の鈴木さんのブログを参考として、ご紹介させていただきます。 在庫切れ・発売終了した商品やサービスのページに対するGoogle推奨の処理方法 | 海外SEO情報ブログ http://www.suzukikenichi.com/blog/how-would-google-recommend-handling-ecommerce-products-that-are-no-longer-available/ サイトや商品の取扱の規模に応じた処理方法を紹介していますが、もし皆様のサイトにて処理方法を行なうとしたらどのように対処いたしますか。ご自身が関わるサイト、もしくは身近なサイト、サービスの例にお考えいただき、その理由とともにご紹介いただければと思います。 |
お久しぶりです。村山です。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、現在はインハウスでのお仕事はしておりません。 インハウスにてWeb担当者として従事し、まだわずか1年ではありますがコンサルとして、外から事業会社とお仕事をさせていただくことで、インハウスの時には見えなかった視点や気付きが多々ありました。その部分を、Web担当者通信の講座にて、少しでもご紹介できればと、再度講師として復活させていただきました。あまり多くの問題をご紹介することは難しいかもしれませんが、またよろしくお願い致します。 |
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メンバーの回答一覧 お疲れ様でした!
※講師コメント詳細は冊子に掲載されています。
なるほど 票数 |
回答 | 講師コメント |
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2 | gabber1090販売終了製品の商品ページについて、私が担当しているサイトは「小規模EC(B2C)」となりますので、Googleの推奨する「他の類似商品を紹介する」事が必要と思いました。
他の方法ですが、入荷時期が決まっているのであればその時期を商品ページへ明記したり、またその商品を買いたいという意思を運営者に知らせる様なフォーム(メールアドレスのみ取得⇒入荷時にメールでお知らせ)の設置を検討します。 |
金 (ムラヤマユウスケ) gabber1090さん はい、小規模ECサイトの場合、商品がなくなってしまった場合、他の類似商品を紹介するという判断でお間違いないかと思います。 さらに、類似商品の紹介以外に、在庫切れしてしまった商品の再入荷時期のお知らせや、商品取り寄せのリクエスト機能などの案は、とてもよいかと思います。 小規模ECサイトだからこそできるきめ細やかな対応ですね。 |
1 | YN書籍販売のサイト(多くの出版社の書籍を扱う中~大規模サイト)を想定して回答させていただきます。
[在庫切れ] ・一時的な在庫切れであれば、商品ページはそのまま残し、一時的に在庫切れである旨を表示します。 ・再入荷時期がわかるようであればそれも表示します。 [絶版(販売終了)] ・在庫もなく、増刷の予定もない場合も、商品ページはそのまま残します。関連商品などへの自動的なリダイレクトは行いません。(販売サイトであったとしても、書籍については、どのような文献が存在したかということを情報として開示しておくこと自体、消費者や専門家らにとって有益なことだと思います。また、そういった有用な情報を開示することで、サイトのブランド価値をあげることにもなると思います) ・そのページへのアクセス数が多い場合は、その情報を版元と共有し、復刻版の刊行へとつながることもあると思います。 ・また、同商品の新版や別の版形の商品(単行本/文庫本)がある場合は、それらの商品ページへのリンクを設置しておきます。 |
金 (ムラヤマユウスケ) YNさん 回答ありがとうございます。 在庫切れと、販売終了時の各対応ともに素晴らしい対応ですね。 一時的な在庫切れなのに、商品ページを削除してしまい、ステータスコード404を返してしまうと、Googleの検索インデックスからも削除されてしまうため、もし再入荷しページが再度生成されたとしても、インデックスまで時間がかかってしまい機械損失に繋がります。再入荷が見込まれる商品なのであればページを残しておく、もし残しておくことができないのであれば、一時的な移転を表す302がよいかと思われます。 絶版(販売終了)した商品の対応も素晴らしいですね。サイト運営という視点だけでなく、マーケッターとの視点から、商品に対する価値を考えられており、とても素晴らしい対応かと思います。 |
1 | りきまる■サイト規模:
50~60商品前後 ■処理方法: ・一時的に売切れの場合は、商品ページを売り切れ状態のまま掲載して、関連商品(色違い、デザイン違い)に誘導する。 ・入荷予定がないものに関してはページ削除を行う。 ■理由: 商品数が多くないサイトであるため、せっかく訪れてきたユーザーに対して 「売り切れだから、、、」と去れることを防ぎたいため。 一時的に売切れの場合は、紹介サイトにも記載がありましたが、そのまま類似商品ページへの誘導はユーザーが困惑する要因となりやすくユーザービリティがいいとは言えないと考えたため、掲載をそのままにしておき、関連商品へのおすすめを行っていくことで機会損失を低減していく。 入荷予定がないものに関しては、ページの削除を行い、404ページを作成して表示されるように設定を行います。 404ページには「商品が売り切れました」「商品の販売が終了しました」などの記載を添えて売れ筋商品、商品カテゴリ、おすすめ商品をしっかりと掲載しておき、そのまま離脱される機会損失を低減していく。 |
金 (ムラヤマユウスケ) りきまるさん 回答ありがとうございます。 一時的な売り切れ商品への対応。入荷予定がない商品への対応、ともにお間違いないかと思います。せっかくサイトに訪れても、売り切れ商品ばかりで購入できる商品が少ないと、ユーザビリティが低いサイトとして判断されてしまいかねません。売り切れ商品が半数以上をしめる場合は、「在庫ありのみを表示」などの絞り込み検索を追加するとよいかもしれませんね。 カスタム404ページの対応は、とても素晴らしいです。商品が販売終了となり、404となったページでも検索エンジンのクローラーがきますので、主要なカテゴリへのリンクを設置しておくことは大切ですね。 |
1 | chichichi商品数がある程度あるサイトなので、
ページ削除、または、類似商品案内または類似商品への差し替えで対処しています。 現在のところ、完全なページ削除をすることが少ないのは、 カートのソフト上、消してしまってまた同商品を復活したい場合、 元のurlで同じ商品を復活できないためという事情もあります。 安易に削除することによるSEO的な影響や お客様にnot foundをちょこちょこ体験させるのがいいのかどうか?などが判断つきにくいという理由も…。 |
銀 (ムラヤマユウスケ) chichichiさん 回答ありがとうございます。 商品数がある程度の数を販売しているサイトでは、商品個々で対応するのが技術的にも運用上てきにも厳しくなるため、ある程度システマチックな対応をとらざるをえませんね。 同商品を復活させたい場合のURLの問題ですが、SEOの視点からすると、同URLが好ましいため、商品の復活が見込まれる商品に関しては、完全なページ削除を行い方がよいですね。 |
1 | みら☆すた販売終了後もある程度の期間掲載を続けます。
検討中やリピートの方が、再来店した時に必要だからです。 販売終了なので類似品のご案内やお詫びの言葉を加えます。 お店の配演を演出できるので、お店にとってもメリットはあると思います。 |
銀 (ムラヤマユウスケ) みら☆すたさん 回答ありがとうございます。 販売終了後の商品へ訪問された方へ向けての対応が素晴らしいかと思います。お詫びの言葉や、類似商品の紹介など、小規模サイトであればきめ細やかなおもてなし対応を心がけたいですね。 |
0 | まーくん404ページで関連商品やトップページへ誘導する。 | 銀 (ムラヤマユウスケ) まーくんさん 回答ありがとうございます。 ある程度の商品数を販売するサイトであれば、売り切れ商品を多数掲載していることでユーザビリティとしては低いサイトになってしまいますし、SEO上でも好ましくないため、ご回答のとおりカスタム404ページを作成して関連商品や主要カテゴリへの遷移を掲載することが重要ですね。 |
0 | 丸田イージーオーダー家具のメーカーが自社製品(数十種類、数ヶ月に1回新製品をリリース)を紹介している場合と仮定して回答します。
この場合、製品ページとしては残しておき、販売終了になったことを示します。 このことで、ブログの紹介記事などからのリンクを活かし続けることができます。 その上で後継製品を紹介します。 旧製品と後継製品とのちがいなどを説明することで、ユーザには有益な情報になると思いますし、 後継製品に誘導することはお互いにとってのメリットがあると思います。 さらに、復刻リクエストやお問い合わせへのリンクを張ることも考えます。 これはユーザーの声を集めるための仕掛けです。 |
金 (ムラヤマユウスケ) 丸田さん 回答ありがとうございます。 例に取り上げていただきました商品のような、シリーズ展開するような商品の場合、ご回答いただいたように過去のシリーズを残しておくことがよいですね。 過去に販売したシリーズの使い方を調べる方もいらっしゃる可能性があるので、その方に向けてページを残しておく必要があります。また、そのページ内に復刻版希望へのアクションをつけることで、商品展開する際に非常に役に立つデータとなりますね。 このような対応を行なう場合、過去シリーズは現在の主要シリーズと導線をわけるなどして、ユーザビリティの工夫が必要となりますね。 |
0 | yukko品切れや販売を終了した商品で再入荷がないものであればページを削除し404エラーを返します。お客様からのお問い合わせで再入荷の予定などを聞かれることがあるのですが、商品がないのにページを露出しておくことで、お客様へ期待を持たせてしまう結果に繋がると思います。
サービスのページの場合は削除ではなく新しいサービスへ誘導するなどして、お客様への安心感と信頼性を継続してもらうことが必要だと感じます。 |
金 (ムラヤマユウスケ) yukkoさん 回答ありがとうございます。 大規模サイトであれば、ご回答いただいたように、ページ削除とステータスコードで404を返す対応で間違いないかと思います。商品個別に対応することがサイトのシステム上で負荷になりますし、お客様からのお問い合わせが増えてしまうのであれば、運営においても負荷となりますね。 サービスにおいては、過去のサービスをご利用中の方へむけてと、これからサービス利用を検討される方へ向けて、適宜誘導できるようなかたちにしたいですね。 |
0 | kamino弊社は商品点数が2000点以上ありますので、大規模ECサイトにあたると思うと、
404がいいと思いました。 お客様は買えないページを見せられてもうれしくないので、 古いページは削除し、404エラーを返すのがいいと思います。 ですが、現在どうしているかよく知りませんので、 SEさんと相談してみます。 |
金 (ムラヤマユウスケ) kaminoさん 回答ありがとうございます。 商品数が2000点も存在する場合は、各ページでは販売終了し再販することがないと伝えた上で、ステータスコードを404で返すように設定していただくことで問題ないです。商品数が多いと、商品別に類似商品を推薦するのも現実的ではないですね。 この問題をきっかけに、サイト内の仕様を確認することに繋がってよかったです。 |
0 | DMG大規模のECサイトを運営していると仮定します。
該当ページの再入荷や再販はないという前提もつけさせてください。 僕が考える手順としては下記になります。 1) 該当ページに外部リンクがないかをウェブマスターツールで確認。 ⇒あった場合は折角の被リンクなので、近しいページに301してしまいます。 その後、2)⇒3)の順で作業をします。 ⇒ない場合は2)⇒3)の順で作業をします。 2) 該当ページへの内部リンクの精査 ⇒該当ページへの内部リンクは全て削除します。 3) 404ページをできるだけ、魅せる様にデザインやUIを変更する。 ⇒既にUXとしては損なわれているのでそれを挽回するUIにしたいと思います。 例えばこんな404ページは素敵かなと思います。 http://www.wwf.or.jp/aboutwwf/02/ リロードする度に変わるのも面白いです。 ごめんなさい。と検索窓。 そして、何か次のアクションを誘導できるコンテンツを入れたいです。 コンテンツは作ったらできるだけ、残せる様な形で運用したいと考えます。 設計の段階で再販や再入荷なしのコンテンツの活用方法はチームで意見を 出し合うのが良いのかなと思います。 |
金 (ムラヤマユウスケ) DMGさん お久しぶりです、回答ありがとうございます。 大規模サイトにて、再入荷や再販なしが前提での想定例をいただきありがとうございます。 大規模サイトのボリュームにもよるかもしれませんが、商品数が100万近くに及ぶ場合は、ウェブマスターツールでの商品ページへの外部リンクチェックや、商品ページ個々のリダイレクト処理はサイト運用上、厳しくなる可能性があります。SEO要件も重要ですが、サイト運用コストや裏側での処理対応を考慮し、対応策を決定できるといいですね。 できるだけコンテンツを残すという視点においては、キーワード検索ボリュームがあり、残さないといけないコンテンツと、商品がなくなってしまえば獲得しても購入に繋がる可能性の低い商品名キーワードにて、対策するページをわける運用をあらかじめプランニングしておく必要があります。 カスタム404ページについては、SEOを重視するベストプラクティスと、頂いたWWFのようにブランディングを重視するベストプラクティスでは、ページに設置する要素やみせかたも異なります。カスタム404ページについては別途、問題として取り上げてみるのもいいかもしれませんね。 |