だから、そのデザインはダメなんだ。- WebサイトのUI設計・情報デザイン 良い・悪いが比べてわかる – FavoriteLoadingあとで読む

: 事務局
情報デザイン設計の第一線で活躍する著者が、ユーザー視点に立った「本当に使いやすい」Webサイトを、○×形式でわかりやすく解説しています。

  • Webデザイン

「使いにくい」Webサイト、どうすれば改善できる!?
○×形式でポイントや考え方をわかりやすく解説。

  • 難しいテーマを○×形式の具体例で明解に解説
  • 「なぜ、良いのか・悪いのか」の理由をきちんと説明
  • 具体例を豊富に掲載しており、現場の実務に活用できる

著者:香西 睦
発行: エムディエヌコーポレーション
発売日:2016/4/22

詳細ページへ移動します[MdNの本]

作り手や運営側の「作りたい」サイトをユーザーに押しつけていませんか?

「ユーザー視点」に立った使いやすいWebサイトを作るための、ユーザーインターフェース設計(UI設計)や情報デザイン(情報構造の設計)などについての考え方を、レイアウトやコンテンツ、ユーザビリティ、Webマーケティングなどの観点から解説したものです。

見開き2ページ単位の構成になっており、記事テーマに即した良い例・悪い例のサンプル(Webページ)を使って○×形式で比較することで、難しいテーマをできるだけ具体的にわかりやすく説明しています。

また、良い例・悪い例で述べた事柄をさらに深く理解していただくため、各テーマを詳細に掘り下げた解説記事も加えました。

Webサイトの目的は「見てもらうこと」だけではなく「使ってもらうこと」であり、ひいてはユーザーに何かしらの「価値」を提供するためのものです。
本書では、そうした考えにもとづき、使う側の視点に立った「本当に使いやすい」Webサイトのあり方・考え方を実践的に伝えています。

「使いやすさ」「わかりやすさ」の重要性が増す現在のWebサイト制作に携わる、すべての方に読んでいただきたい書籍です。 

こんな人におすすめです

・Webサイトの設計・デザイン・編集・ディレクションを行う方
・WebサイトのUI設計や情報構造設計に携わる方
・ユーザビリティやインフォメーション・アーキテクトに関する知識を身につけたい方

事務局が読んでみて

エムディエヌコーポレーションさまよりいただきました。ありがとうございます。デザインが苦手な事務局スタッフが読んでみました。

デザインをかっこよく、ということではなく、情報設計・UI設計の内容でした。
あるお題目で左ページにダメな例、右ページによい例、そしてチェックポイントがまとめられているので、自分の気になっている課題から読みすすめることができてかつ端的にポイントがまとめられている為、とても読みやすく分かりやすい書籍でした。

自分でサイト制作・デザインをする方はもちろんなのですが、Webデザイナーにデザインをお任せしているウェブ担当者・ウェブディレクターの方やクライアントの立場の方が、デザインを考えていくとき、チェックするときの参考図書としてもおすすめです。

CHAPTER 1 レイアウト・インターフェース

01 ファーストビューを意識しすぎて視認性が悪いすし詰めデザイン
02 デザインばかりを優先して視線移動を無視した情報配置
03 操作の直前に切り替わってしまうローテーションバナー
04 表示されるまで内容がわからないローテーションバナー
05 大量に設置してもクリックされないバナーリンク
06 コーポレートカラーを多用しすぎて重要情報が埋もれている
もっとよくする・深く知る 視認性を格段にアップする“間”とコントラスト ほか
もっとよくする・深く知る ユーザーの興味を誘って視線移動をコントロールする ほか

CHAPTER 2 コンテンツ編集・設計

01 リピートユーザーにとって使い勝手が悪いメニュー構成
02 表現にこだわり過ぎてわかりにくい一覧メニュー
03 説明文の存在に気づきにくいロールオーバー表現
04 用途や性能の違いを判断できない一覧メニュー
05 内容に興味がわきにくい項目名そのままの一覧メニュー
もっとよくする・深く知る 紙媒体の誌面構成とは違うWebの特性を理解しよう ほか

CHAPTER 3 ユーザビリティ

01 初心者が元のページに戻りにくい新規ウィンドウ表示
02 機能を最大限に利用しきれないグローバルナビ
03 重要な情報が閲覧しにくく見落とされやすいPDF表示
04 必要性や重要性を意識してもらえない注意書き
もっとよくする・深く知る わかりやすさや使いやすさをカタチにする仕掛け
05 閲覧性・操作性が最適化されていないレスポンシブ対応サイト
06 全体構造や現在地がわかりにくいハンバーガーメニュー
07 小さくて読みにくい画像や図表のデザイン
08 ボタンなどの機能性が伝わらないフラットデザイン ほか

CHAPTER 4 サイト設計・マーケティング戦略

01 知りたい要素が直感的に見つけにくい表組み
02 要点が伝わりにくくユーザーを疲れさせる記事構成
03 画面全体に注意が向かない人にはわかりにくい情報表示
04 知りたい情報が表示されない商品サイトのおすすめ情報
もっとよくする・深く知る ユーザーはページ内を「意図的に」見ていない ほか

著者プロフィール

香西 睦:1964年千葉県出身。1989年にグラフィックデザイナーとして独立。 1995年に大手電機メーカー系のWebサイト制作を多数手がける中、Adobe Flashのクリエーターとしても活躍後、2001年、電通グループ 株式会社デジタルパレット(現電通アイソバー株式会社)の設立時より現在に至るまで、独自のデザイン理論とユーザー視点の構造設計・情報デザインで、大手企業のWebサイト構築やリニューアルプロジェクトの中心メンバーとして多数参画。

出版社:株式会社エムディエヌコーポレーション(略称:MdN)

株式会社エムディエヌコーポレーションは、雑誌・書籍・イベントを通して、グラフィックデザイン、およびWebデザインのノウハウと可能性を伝える事業を展開しています。デザインとグラフィックの総合情報誌『MdN』をはじめ、多数のデザイン関連書籍を発行しています。 www.mdn.co.jp/

事務局
この記事を書いた人: 事務局

「ムダな情報で頭脳を消耗することなく考える時間を確保する」
ウェブのノウハウだけに限らず、広告やマーケティング全般の知識、時には組織論や時事に至るまで、最先端や未来予測などみなさんにとって本当に必要な情報だけをお届けします。