中国で急速に進むスマホ決済 FavoriteLoadingあとで読む

: 丸山 耕二
他国情勢に興味のある方へ。中国では乞食もQRコードで寄付を募っているという衝撃の写真が紹介されています。

画像:Pixabay

仮想通貨やフィンテックなど、金融とテクノロジーの融合が叫ばれて久しいですが、中国では一足先にスマートフォンを活用した決済が盛んとのことです。コンビニなど含めて様々な箇所で使用されています。世界のトレンドは、スマートフォンを活用した個人認証や決済に流れているといえるかも知れません。

一方、このニュースからはまた別の側面が見えてきます。

記事中には中国でキャッシュレス化が進むのは「偽札」の問題が大きいからだという記載もあります。
お金は信頼を数値化したものともいえるので、中国において信頼がキャッシュレスの方向に向かうのはうなずけるとして、では日本において「信頼」がどの方向にいくのか?というのはまだわかりません。

世の中全体は合理的な方向に進むので、フィンテックの動きはこのまま加速すると考えられますが、その結果、どの国がどのようなテクノロジーを受け入れるのか?というのはまた別の話です。

たとえばアメリカではクレジットカード決済文化なのに、日本では現金が強いなど、既存技術でも差は出てきます。

最近ではZOZOTOWNのつけ払いという決済方式が話題になりましたが、世界の決済トレンドを抑えつつ、日本独自の文化はどうなるか気をつけて見ていきたいところです。

凄い勢いで進む中国のキャッシュレス社会、既に想像の遥か上に到達 : 市況かぶ全力2階建

丸山 耕二
この記事を書いた人: 丸山 耕二

ウェブ担当者通信の発起人。
株式会社ウェブジョブズ代表。
コンサルティングの他、ウェブ担当者教育などにも力を入れ、株式会社インプレスビジネスメディア社の運営するウェブ担当者フォーラムにて「誰もが受けたい!アクセス解析5 分クリニック」を連載。
著書に無料でできる! 世界一やさしいGoogle Analytics アクセス解析入門(秀和システム)
WPプラグインQA Heatmap Analyticsのプロダクトマネージャー