物があふれる時代です。そして同時に、ノウハウもあふれる時代です。物を集めれば集めるほど、ノウハウを集めれば集めるほど、ノイジーな時間を過ごす率が高くなり、本質を見抜く力が落ちていきます。
「時間術」の本を何冊読んでも、ワークライフバランスは実現しない(横山信弘) – 個人 – Yahoo!ニュース
私が言いたいことはここだけです。
何かを勉強し始める時はノウハウ本などとっつきやすいところから入るのは構わないと思いますが、そこから先はやっぱり本質論になってきます。
じゃあ本質って何?と思っても自分で見つけるものなので、こればかりは本には書いていません。
考えるしかないですよね。
と、ここで終わると私のコラムっぽいのですが今回は違います(笑)。
画像:Pixabay
本質の書いてある記事を紹介します。
その縫製工場の方は「小規模なデザイナーズブランドは高級素材を使わない方がいい」と言った。|STARted (スターテッド)
ある縫製工場の方の言葉です。
「高い素材を使わなくても、我々が良い仕事をすれば「凄く良い服」になるから安心して任せてよ。
デザインを引き出すのは素材じゃなくて仕立てだよ。
そんなに高い生地を使ってなくてもデザインを引きだした「凄く良い服」に仕立ててみせるからさ。」
「デザインを引き出すのは素材じゃなくて仕立て」
服の本質はここにあるのでしょう。
ノウハウを学んだ人が言ったところで何の説得力もない言葉ですが、今までの経験などから生まれた「本物」の口から自然と出てくる言葉は説得力があります。
「本物」を目指しましょう。
楽しちゃダメ。