ECサイトで伸び悩んだときに使える8つのチェックリスト
さてお待ちかね。前回ご紹介したい8つのチェックリスト、残り半分のお話です。
もちろん、前回ご紹介した4つのチェックリストについては万全ですね?
「まだできていない!」という方は、前回の記事を振り返ってチェックしましょう。
競争が激化!ECサイトで伸び悩んだときに使える8つのチェックリスト(前編)
□売れる商品画像になっていますか?
□販売価格は最適ですか?
□最低限のSEOは実施済みですか?
□売れるページになっていますか?
後編はここから。
□売れる商品になっていますか?
□リスティング広告、SNS広告は出していますか?
□アフィリエイト広告は出していますか?
□コンテンツマーケティングで集客できていますか?
□チェック5. 売れる商品になっていますか?
本当はこれが最初のチェック項目になるべきですが、「商材を売れるものに変えて」といってもそうカンタンなものではないでしょうから、5番目に持ってきました。
お客様から頂いた感想を参考にしたり、典型的なお客様像(ペルソナ)の行動を考慮したりして商品開発をすると、売れる商品のアイデアが出てきます。
本当は商材選びの時点で「リピートされる商材」を選ぶことが大切です。
リピートで利益が上がる仕組みを作らないと、広告費の消耗戦になってしまうでしょう。
リピートされる商材とマーケティングに関してはこちらの本がオススメです。
商品開発に特化した本ではありませんが、私の本の中にも感想のもらい方やペルソナのつくり方について解説しております。
特定のテーマについて適当にアイデアを出したい場合は、アイデア生産工場が便利です。
ざっくり手順
- リピーターになっているお客様に「リピートしている理由」をインタビューする
- そのお客様がさらに欲しがる商品は何かを考える
- そのお客様が人に薦めたくなる商品は何かを考える
いいアイデアが出ないならコンサルタントに相談するといいと思います。
私が過去に考案した商品でも、売れたものと売れなかったものがあります。
ヒットメーカーならともかく、私のような凡人からすると「世に出してみないとわからない」的なところが多いです。(;´Д`)
一つ気を付けたいのは、「リピートしてもらえるかどうかは商材選びの時点で大半が決まる」という点です。
「リピートしてもらえる商品」という観点で考えるといいでしょう。
□チェック6. リスティング広告、SNS広告は出していますか?
ECの広告で最初の一手はGoogle広告、次にYahoo!プロモーション広告です。
まだ出していない場合は、うまく運用することで売上を何倍にもできる可能性があります。
チェック5までをクリアできたら、いよいよ広告に着手しましょう。
もし「お金がない」という場合、広告は諦めてチェック8に先に進んでください。
リスティング広告、SNS広告に関しては寳さんの本をご覧ください。
ざっくり手順
- Googleで広告を出してみる
- 費用対効果が見合うキーワードと広告原稿の組み合わせを見つける
- その広告に予算を突っ込む
ぜひ書籍を買って勉強してみてください。
面倒なら代理店に任せてしまいたいところですが、残念な代理店も多いのでご注意ください。
残念な広告代理店を見抜くポイントは「費用対効果」に着目することです。
失敗しやすいのは効果測定を行わずに「アクセスは来ている」という評価だけを行ってしまうことです。
過去に私のクライアントが痛い目にあっていました。
□チェック7. アフィリエイト広告は出していますか?
アフィリエイト広告は、適さない商材もありますが、基本使用料無料のASPを選べばとくにリスクもありませんので、積極的に展開すればいいでしょう。
すぐに成果になることはあまりありませんので、気長に運用しましょう。
おそらく日本で唯一、月額費用無料のASPです。
ただし、登録すれば売れるというものでもなく、結構泥臭い運用が必要です。
ざっくり手順
- 月額費用無料のASPではじめる
- 自社にとってのスーパーアフィリエイターを探す
- アフィリエイターを育てる
面倒なら代理店に任せてしまいたいところですが、アフィリエイトをまともに運用できる代理店は少ないのでご注意ください。
まともな代理店を見抜くポイントは、日本アフィリエイト協議会に入っているかどうかをチェックすることです。
モラルがないアフィリエイターにカモられないようご注意ください。
※私にご依頼いただいてもいいですよw
□チェック8. コンテンツマーケティングで集客できていますか?
コンテンツマーケティングとは、シンプルにいえば、読み物や動画などのなんらかのWebコンテンツを経由して、商品やサービスの認知をはかる手法のことを指します。
出典 コンテンツマーケティングはこう進める!事例から学ぶ成功法則 | 知らないと損をするサーバーの話
詳しく勉強したい場合は松尾さんの本を読みましょう。
ざっくり手順
- 見込み客になりそうなキーワードを選定
- そのキーワードの検索意図に沿ったコンテンツを作成
- SNSで共有されやすいようにチューニング
面倒なら制作会社に任せてしまいたいところですが、話題になるコンテンツを作成できる制作会社は少ないのでご注意ください。
まともな制作会社を見抜くポイントは、その会社が作ったコンテンツのはてなブックマーク数や、Twitterでの言及のされ方をチェックすることです。
コンテンツマーケティングはヒット漫画を作るようなもので、空振りも多いです。
自らも勉強する覚悟が必要でしょう。
以上、ECサイトで伸び悩んだときに使える8つのチェックリストでした。
「そんなに全部勉強する時間がないので誰かやってくれ」という方は、こちらから相談できる人を探してみてください。
PS.
この文章は校閲支援・推敲支援ツール文賢を使って仕上げました。