ウェブ業界を目指している方、若手ウェブ担当者の方は必見!今回は特別アンケートを実施して、トップリーダーたちの“これまで”と、“これから”を聞いてきました。トップリーダーがウェブ業界を目指したきっかけや、今注目のサービスについても言及!今回はデザイン担当の中塚玲央さんです。
憧れのトップリーダーたちも、みんな昔は子ども。「どこでその職業に就こうと思ったんだろう?」「キッカケは何だったのかな?」と、気になったことはありませんか?
ウェブ業界を目指している方や、若手の方は特に必見!皆さん、ぜひご一読ください!
※この記事は中塚さんにご協力いただきアンケートをより深掘りしたものです。
【デザイン担当】中塚玲央さんの回答
- 子どものころに憧れていた職業は?
- 漫画家です。
- ウェブ業界に興味を持ったきっかけは?
- 「ウェブ業界」自体には、いまだに興味はないです。関心はあります。
- いまの仕事に就くまでの道のりは?
- 最初はチラシ制作の会社に就職しました。そこでのやり方が気に入らなかったので、自分で色々と勉強してマーケティングというものを知りました。
- そこから転職でマーケティングにおけるデザイン・集客全般を担当させてくれるという会社に入り、色々と試行錯誤しながら何とか成果を出せた自信がついたので、独立し今に至ります。
- 仕事のやりがい・楽しい部分を教えてください。
- 心から楽しいと思える仕事は全体の二割程度ですが、それでも人に喜んでもらったり、ありがとうと言われるのは、何だかんだでやりがいです。経験も積んでやるべきこともやってきたと思うので、今後は自分自身を喜ばせる仕事の仕方にシフトしたいなと思います。
- 仕事で難しいと感じる部分を教えてください。
- 人とのコミュニケーションです。
- >具体的に人とのコミュニケーションが難しいと感じたシーンは?(編集部)
例えばデザイン面で、「明るく楽しい感じで」と言っても人それぞれイメージするものが異なります。そういった部分のすり合わせ、共通認識、判断基準、さらにはその出発点になる問題・課題・目的などをより具体的に共有できるかが仕事を進める上で重要且つ大事なことだと感じます。
- また、その共有の仕方も相手や状況、環境によってそれぞれ異なってきます。 ただ、むしろこのような難しい部分がスキルアップや仕事をする上での醍醐味とも言えるかもしれません。
- ウェブの世界に入ったときと現在で、考え方ややっていることに変化はありましたか?
- あらゆることが変わっています。むしろ、変わっていないとマズいなと思います。逆に変わらずにいたいのは、「相手がありがたい、嬉しいと思えることをちゃんとする」という原理原則的な部分です。
- いま注目しているサービス・人・企業は?
- Jリーグレノファ山口FCの監督、霜田正浩さん。
様々な業界に共通するというか、日本全体の問題でもあると思うのですが、「変わること、違う価値観への恐怖」「効率化への後ろめたさ」「実践性の欠如」といったものがあると思います。 スポーツという分野ですが、そういうものを取っ払って実行されている方なので。
- 10年後の自分はどうなっていると思いますか?
- 今とは違う感じの仕事はしていると思います。 ウェブは日常的には使うと思います。ただ、今のウェブの概念も違ってくるとは思います。
- ウェブ業界を目指す方へ、一言アドバイスをお願いします!
- ウェブはあくまでツールだと思います。ただ、ものすごく便利で重要なものだと思います。 見えているようで見えないものなので、そこだけにとどまらず様々なものへ目を向けて関心を持ち、広い視野を持てば、人生や仕事がもっと楽しくなると思います。
- 嗜好は人それぞれで、すべてに興味を持つことは難しいと思います。 ただ、興味は持てなくても関心を持つことは大切なことかなと感じています。
- デザインにも通じるところですが、誰かへのプレゼントを「正直自分の好みではないけど相手は好きな感じだな」と選ぶこともあると思います。それは「相手さんはこういうのが好きなんだね」とちゃんと関心を持つことで選択できることではないでしょうか。そして相手が喜んでくれれば、こちらも嬉しくなれます。
- 興味がないからとまったく無関心になるのではなく、少しでも多くのことに関心を持ってみてください。
→ 中塚玲央さんプロフィール