競合なんて気にしているから売り上げが伸びない FavoriteLoadingあとで読む

: 森野 誠之

前回のコラムはフリーランスの不安解消法でした。

今回は競合をどうするのか?というお話です。

これも何故かよく聞かれますので。

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画像:Pixabay

基本的な考え方はコレ。

比較されないようなスキル・知識を身につける

相対的に良い。ではなくて絶対的に良いものがあれば指名で仕事が来ます。

ここを目指してずっと仕事をしてきましたが、独立して5年ぐらいはそんなことができるわけもなく比較されまくりでしたし、提案資料もたくさん作りましたし、無料でいろいろやらされておりました。

やらされると書いてしまうと語弊がありますね。

相手に納得してもらうためにあの手この手を考えて、手を動かしていたということです。

発注側も頑張ってくれるところに仕事を出すんだろうと思ってこんなことをしていましたが、実際は言うことを聞いてくれる便利なところに発注していただけということに気づきました。

ですので、便利屋さん以外の価値を出すことを考えた結果、ここに行きついたわけです。

比較されて落とされる=実力不足と思う

提案内容とかプレゼンスキルだとか価格だとか、いろんなことが落とされた原因かなと思うわけですが、単純に力がないだけですよね。

ダメだと思った点を良くしていくことだけを考えれば毎日の行動も変わります。

プレゼンの日だけビシッと決めてハキハキ話したところで、そんなものは張りぼてでしかないですから、日頃から身なりに注意して話し方も分かりやすさを心がけていけばいいです。

練習でできないことは本番でできないのと同じ。

競合に合わせない

他はこういった提案を・・・と言われても気にしません。

競合を意識しだすとどんどん自社の個性がなくなってしまうんですよね。あれをやると競合がこれをしているから、自分のところはこうして・・・と考えていると競合が基準になってしまいます。

隣のラーメン屋が豚骨スープだからといって自分も豚骨スープを出す必要はないですよね。食べたければそっちに行ってもらった方がお互いに幸せです。

他がそういった提案で、それが気になっているのなら、そこに発注してもらえばいいということ。上に書いた通り、気にしてもらえないのはこちらの力不足です。

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これはこの記事を読んでいただくと良いかと。

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よく売上とか、競合とか、そういうことばかり考えがちじゃないですか。でも、いちばん重要なお客様のことを、見ているようで見ていない場合って、あると思うんです。 そうでなくて、お客様の事を心底考えていれば、おのずと売り上げにも跳ね返ってくるのかなと思います。

なんでもかんでも比較できる世の中なので、比較されないようにしたいですよね。

あとがき

お客さんになってくれる企業の数はまさに星の数ほどあります。

次は自社のことを気に入ってくれるお客さんに出会える、と思えば目の前の競合は気になってこないんじゃないかと。

お見合いみたいなものです(したことないけど)。

森野 誠之
この記事を書いた人: 森野 誠之

運営堂 代表/愛知大学非常勤講師
お膝元である愛知県を中心に地方のWEB運用を熟知し、主に中小企業を中心としてGoogleアナリティクスを利用したサイトの分析、改善提案やリスティング広告を用いた集客改善など、サイト運営の手伝いを行なっている。最新情報を抑えながら地方かつ中小企業向けのノウハウをわかりやすく説明できる数少ない人物。
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