SEOもリスティング広告もアクセス解析もユーザーとの会話が基本です。 FavoriteLoadingあとで読む

: 森野 誠之

SEOにおいて、キーワードの検索順位だけを見て状況判断することの危険性 – WEB戦略ラウンドナップ
www.roundup-strategy.jp/mt/archives/2014/02/seo-you-should-check-serp.html
リタゲの精度向上 – 業界人間ベム
g-yokai.com/2014/02/post-329.php
うちのサイトにどんな人がアクセスしているかわかりますか? | Web担当者Forum
web-tan.forum.impressrd.jp/e/2014/02/10/16900

検索順位、クリック率、直帰率、様々な指標がありますが、その数字を増やしたり減らすことを考えていないでしょうか?

間違ってはいないのですが数字だけを見ていると人を相手にしていることを忘れがちなので、数字にこだわるのではなくて、なぜその数字になっているのか?を考えることが大切です。

出てきた数字の向こうにはユーザーがいます。
そのユーザーの意図が何なのか?、何を見たのか?、何をしたのか?
これを考えていけば自然とユーザーの会話が成立します。

SEOは検索するユーザーの気持ちを考えて検索結果画面と表示されるページで会話をします。
リスティング広告もSEOに近いですが広告文で会話ができます。
アクセス解析は出てきた数字からどんなユーザーかを想定して改善していきます。

自分が考えて改善したことの反応でユーザーと会話ができるんですよね。

meta descriptionの文章を変えたらクリック率が上がった。
広告文をキーワードにあわせて細かく作成し直したらコンバージョン率が上がった。
直帰率の高いページの文章を1つのテーマに絞り込んだら数字が下がった。

これを繰り返していくうちに見えないはずのユーザーが見えてきて、会話を楽しめるようになります。

私の経験からするとコンバージョンを増やすためにユーザーと会話をするのではなくて、ユーザーとの会話を楽しむと自然とコンバージョンが増えていくことが多いです。

抽象的な話かもしれませんが数字が上下するのはユーザーが反応をしたということなので、この施策が当たった、ではなくてユーザーに喜んでもらったと考えてみましょう。

無機質なパソコン上の管理画面が暖かい人間味のあるものに見えてくるはずです。

あとがき

インターネットをどれだけ使おうと最終的には人と人とのやり取りです。

数字や技術ばかりに目が行きがちですがここを忘れずに。

森野 誠之
この記事を書いた人: 森野 誠之

運営堂 代表/愛知大学非常勤講師
お膝元である愛知県を中心に地方のWEB運用を熟知し、主に中小企業を中心としてGoogleアナリティクスを利用したサイトの分析、改善提案やリスティング広告を用いた集客改善など、サイト運営の手伝いを行なっている。最新情報を抑えながら地方かつ中小企業向けのノウハウをわかりやすく説明できる数少ない人物。
運営堂 www.uneidou.com/
Facebook 運営堂 www.facebook.com/uneidou.fb
Twitter @uneidou twitter.com/uneidou