最後のコラム。「誠者、天之道也。誠之者、人之道也」 FavoriteLoadingあとで読む

: 森野 誠之

ニュースのまとめとして4年半、コラムっぽいものを書くようになって3年ほど。今回が最後となります。

私からウェブ通に申し出て終わりとすることにしました。

終える理由はいくつか。

  • クライアントがマネジメント層というか経営者になってきた
  • 年齢的にも自分が担当者ではなくなってきた
  • 細かいテクニックが気にならなくなってきた
  • ちょっと休みたくなった

といったところ。

年を取ったということですね(笑)。

最後に皆さんに言いたいことはコレ

chuyo

画像:Pixabay

「誠者、天之道也。誠之者、人之道也」

中庸に書かれている有名な言葉です。

自然な誠とは天の道である。これを何とか努力することによって誠にしようとするのが、人の道である。

といったような意味です。
※『中庸』の書き下し文と現代語訳:18

日々努力して良い世の中にしようとするのが我々がやるべきこと。

SEOに効くとか、リスティング広告の品質スコアが上がるとか、CVRが上がるとか、そういった目標も良いのですが、それが世の中のためになるかどうかを考えないといけません。

つい最近ではPCデポの件もありましたし、電通の過労死の件もありました。

一人一人が良い世の中にしようと思えばそうなるはずです。

自分一人ぐらい・・・と考えたらダメです。

お天道様はいつでも見ています。

余談

今回紹介した言葉はたまたま読んでいた中庸にあったもので、これがとっても気になったのでコラムに書きました。

気になった理由は私の名前。

「誠之」という名前なんですが、これが紹介したものに出てきますよね。

私の名前は偉いお坊さんにつけてもらったもので、そのお坊さんも亡くなっていますので、その意味は分かりません。

しかし、こうしてふとしたタイミングで出会ったことで運命的なものを感じます。自分がすべきことってこれなのかなと。

生きていると自分が生かされているというか、大きな流れの中に流されているように感じることがあります。そして、外れそうになったタイミングでこうしてさりげなく教えてくれることもあるんだと思います。

ここに気づけるかどうか、気づいて行動を変えられるかどうか、変えて続けられるかどうか。

ずっとこれの繰り返しなんでしょうね。

あとがき

私のニュースまとめとコラムは終わりですが、11月には森野+丸山対談、そしてニュースは毎日堂からピックアップして事務局がまとめていただけるそうです。
講師としては引き続きWeb通に関わっていきますので、紙面上でお会いしましょう!

森野 誠之
この記事を書いた人: 森野 誠之

運営堂 代表/愛知大学非常勤講師
お膝元である愛知県を中心に地方のWEB運用を熟知し、主に中小企業を中心としてGoogleアナリティクスを利用したサイトの分析、改善提案やリスティング広告を用いた集客改善など、サイト運営の手伝いを行なっている。最新情報を抑えながら地方かつ中小企業向けのノウハウをわかりやすく説明できる数少ない人物。
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